台北捷運は現在、文湖線、淡水信義線(および同線の支線である新北投支線)、松山新店線(および同線の支線である小碧潭支線)、中和新蘆線、板南線が運行されている。台北市政府捷運工程局(DORTS)が路線の計画と建設を行い、台北捷運公司(TRTC)が運営を行う。台北捷運公司は2007年7月4日に開通した猫空纜車(ロープウェイ)も運営している。 車両は文湖線がゴムタイヤ車輪のAGT(新交通システム)タイプの中型車両で、その他の路線は鉄輪式の大型車両が使用されている。車内自動放送は、北京語(國語)、英語、台湾語、客家語の順で、4言語で放送される(2015年12月までは北京語(國語)、台湾語、客家語、英語の順だったが、外国人観光客の利便性向上のため変更された)。 新蘆線、信義線、松山線が開通するまでは、一部、現在とは異なる系統で運行されていた。現在は消滅した過去の運行系統についても併せて紹介する。 台北大衆捷運公司HP(中国語(繁体字)):http://www.metro.taipei 台北大衆捷運公司HP(英語):http://english.metro.taipei 台北捷運路線図(中国語(繁体字・英語)):http://web.metro.taipei/img/all/metrotaipeimap.jpg |
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■ 過去の運行系統 / Service routes which stopped operation now | |||||||||
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IC式普通乗車券(表/裏) 直径3cmのICトークン式。2007年5月1日より順次使用開始され、現在はすべてIC式で統一されている。運賃は対距離区間制で、初乗り20元(5kmまで)、最高65元(31km以上)。 |
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磁気式普通乗車券(表/裏) 開業時から2007年8月まで使用されていた(IC式乗車券に置き換えられ、廃止)。複数の絵柄があり、リサイクル使用されるタイプであった。 |
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一日乗車券(表/裏) 左上/左下:現行の、ICカード式の一日乗車券。2006年7月から販売開始。発売額は200元で、うちデポジットが50元。使用後3日以内に駅の窓口に返却すれば、デポジット代が返却される。 右上/右下:非磁気式の一日乗車券。自動改札機は利用不可。ICカード化により現存しない。発売額は150元。改札入出場時は駅員に一日乗車券を見せて、専用の通路を通して貰っていた。2006年8月にICカード式に置き換えられ、廃止。 |
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悠遊カード(表/裏) 台北捷運の各路線(猫空ロープウェイを含む)、台北近郊の路線バスや台鐵等でも使用できるプリペイド式ICカード乗車券。発売額は500元で、うち100元がデポジット。台北捷運の運賃が2割引になる他、捷運とバスを乗り継ぐと8元割引される等の特典がある。2002年6月12日より販売開始。 |