台北捷運 板南線(5号線)
パンナン線 / Bannan Line

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台北捷運板南線(5号線)は南港展覧館(ナンガンジャンラングァン)〜頂埔(ディンプー)間23駅28.2kmを結ぶ路線である。全区間が地下区間。全区間複線(右側通行)で、第三軌条集電方式による直流750V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。車両基地は南港機廠と土城機廠。

板南線は南港線(南港展覧館〜西門 間)、板橋線(西門〜府中 間)、土城線(府中〜頂埔 間)の3路線の総称である。全列車が直通運転をしており、実質1つの路線として扱われている。

1999年12月24日に市政府(スーツェンフー)〜龍山寺(ロンサンスー)間、2000年8月31日に龍山寺〜新埔(シンプー)間、2000年12月30日に昆陽(クンヤン)〜市政府 間、2006年5月31日に新埔〜永寧 間、2008年12月25日に南港(ナンガン)〜昆陽 間、2011年2月27日に南港展覧館〜南港 間、2015年7月6日に永寧〜頂埔 間がそれぞれ開通した。

列車は6両編成で運転される。使用車両は321型と341型。運行系統は、全区間を運行する系統と南港展覧館〜亞東醫院(ヤートンイーユェン)間を区間運行する系統の2種類。また、平日朝ラッシュ時に限り、板橋→昆陽 間の区間列車(片方向のみ運転)も運転される。

(路線図:管理人制作)

板南線と土城線の境界駅である府中駅に入線する、永寧行きの321型。府中駅はホームが2層構造の地下駅。
板南線の忠孝復興(ツォンシャオフーシン)駅の様子。2006年11月に、板南線の忠孝復興駅と台北車站(タイペイツァーツァン)駅の2駅に可動式ホーム柵(APG)が設置された。他駅でも順次設置工事が進められている。
台北車站駅の可動式ホーム柵(APG)。日本のものよりも高さがある。
2006年5月31日に改行した土城駅。1面2線の島式ホームで幅が広いにも関わらず柱がない構造で開放的。
2006年5月31日に開通した板橋〜永寧 間の全駅で採用された、新しいタイプのホームの駅名票。
2006年5月31日に開通した区間の駅では新デザインのホームのLED式案内表示機が採用された。
永寧駅。1面2線の島式ホーム。
2008年12月25日に開業した南港駅。
2011年2月27日に開業した南港展覧館駅。開業時からプラットホームスクリーンドア(PSD)が設置されている。板南線で開業時からPSDが設置されている駅は南港展覧館駅と頂埔駅のみ。
亞東醫院行きの区間列車。頂埔行きの列車とほぼ交互に運転される。
かつて朝ラッシュ時のみ運転されていた、西門始発市政府行きの区間列車。市政府到着後は回送列車として西門方面に向かっていた。
ラッシュ時間終了後、昆陽駅の先に位置する南港機廠)に入庫する321型。写真右奥のピンク色の建物が昆陽駅。板南線の地上区間はこの車両基地付近のみ。
南港機廠の奥の留置線に一旦向かい、方向転換して車庫に向かう。
南港機廠の様子。
亞東醫院の永寧寄りから本線と枝分かれした回送線の先に位置する土城機廠。2006年5月31日より使用を開始した。淡水線の北投機廠に次いで台北捷運で2番目に大きい車両基地で、車両の方向転換も可能なように三角線も車両基地内に設けられている。
土城機廠内の車両工場。同基地では大規模な車両修繕が可能となっている。
2016年1月16日から板南線に導入された列車接近メロディー。上下線ともメロディーは同一。忠孝新生駅にて。

Full HD Video
2016年1月16日から板南線に導入された列車接近メロディー。上下線ともメロディーは同一。台北車站にて。

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板南線321型走行音(海山→土城) GTO-VVVF制御で、制御装置はシーメンス製。
Mc-T-M+M-T-Mc(6M2T)の6両編成。
扉閉時にはドアチャイムが鳴る。
板南線321型走行音(新埔→江子翠)
板南線341型走行音(国父紀念館→忠孝敦化) IGBT-VVVF制御で、制御装置はシーメンス製。
Mc-T-M+M-T-Mc(6M2T)の6両編成。
扉閉時にはドアチャイムが鳴る。
板南線341型走行音(忠孝敦化→忠孝復興)

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