香港鐵路(MTR)軽鐵(ライトレール)は九龍半島の新界地区にある屯門(トゥンムン)、元朗(ユンロン)、天水圍(ティンスイワイ)のニュータウン間を走る路面電車で、505・507・610・614・614P・615・615P・705・706・751・761P系統の合計11路線があり総路線長は36.2kmである。系統番号が500番台の路線は屯門地区内を結ぶ路線、600番台は屯門から元朗を結ぶ路線、700番台は天水圍地区を通る路線を示している。また、番号の後ろに「P」がつく路線は区間列車である。運賃は普通乗車券の場合、6つのゾーン制で計算される(オクトパスを使用の場合は対距離区間制となる)。信用乗車方式のためホームで購入する乗車券は基本的に回収されないが、しばしば抜き打ちで検察を行っており、不正乗車時の罰金額は通常運賃の50倍(290香港ドル)である。元朗、天水圍、屯門で西鐵に接続し、西鐵に乗り換える場合オクトパス使用ならば軽鐵分の運賃は無料となる。1988年9月18日の開通以来、これまで7回にわたって路線延伸が行われた。直流750V集電で軌間は1435mm(標準軌)。2007年12月1日までは九廣鐵路(KCR)が運営していた。
|