05系07F搬出

15000系15103Fの導入に伴い、2010年7月に営業運転を離脱した05系07Fだが、同年7月14日〜27日に深川検車区行徳分室にて順次搬出作業が行われた。これら車両は同日深夜に川崎市営埠頭へ陸送され、インドネシア・ジャカルタのKRL JABODETABEK(ジャボデタベック鉄道)に譲渡される予定である。
なお、2010年7月現在、05系11F・02F・07Fが運用離脱し、02Fは07Fより先に川崎市営埠頭へ陸送されている。

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深川検車区行徳分室の3番線にて、2両ずつに分割されて留置されている05系07F。貫通幌やジャンパ栓は全車両外されている。
台車の空気バネの圧力を調整した後、アントに牽引されて構内を走行する05-607+05-507の2両。
推進運転によって、クレーン車が待機している地点まで移動する。
クレーン車によって吊り上げられた05-607。
牽引装置の撤去後、陸送用台車を取り付ける。車内の広告や路線図等はすべて取り付けられたままとなっていた。
トレーラーをバックして、深夜まで待機する。
各車両の車端部の窓には号車番号と車両の前後を示す紙が貼られている。写真は05-607で、「6F」は6号車前位(F=Front)、「6R」は6号車後位(R=Rear)を示す。
05-607に続いて、05-507もクレーンで吊り上げられる。
台車もクレーンで吊り上げられ、別のトレーラーに搭載される。
なお、05-507と05-407は、05系初期車の中で唯一異なる台車(日本車両製の「ND-718」(電動台車)および「ND-718T」(付随台車))を履いていて異彩を放っていた(写真は05-507のND-718台車)。
深夜の深川検車区行徳分室を出発。20年間住んだ塒(ねぐら)を離れて、ジャカルタまでの帰らぬ旅がスタートした。
住宅街の2車線道路を走行する。写真手前が05-507、奥が05-607を載せたトレーラーである。
後部のバッテリー付陸送台車を点検する。
川崎市営埠頭に到着した05-507、05-607。周りには先に運ばれた05-007〜05-707と05系02Fが船積みを待っていた。

ちどり公園内より
岸壁に留置される、05系16両。
搬出準備のため、深川検車区行徳分室のアントと連結する05-607+05-507。
アントに牽引されて、深川検車区行徳分室構内を走行する05-607+05-507。 。
アントの推進運転で、搬出用クレーンの前まで移動する05-607+05-507。
クレーンで吊り上げられた05-507。
クレーンで吊り上げられ、空中を移動する05-507。
川崎市営埠頭に向けて、深夜に深川検車区行徳分室を出発する、05-507。
超低速で、深川検車区行徳分室前の細い路地を行く05-507。陸送用台車の後輪は急カーブに対応するため、バッテリーを使用。

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