KRL JABODETABEK元 東京メトロ05系

元東京メトロ東西線同士の並び。東京メトロ05系10F・09Fと5000系67F。

東京メトロ(旧:営団地下鉄)05系は地下鉄東西線の輸送力増強及び5000系置き換えのために、1988年〜2005年に43編成430両が製造された車両である。川崎重工、日本車両、近畿車輛、東急車輛、日立製作所で製造された。車体長20,000mm(先頭車20,270mm)、車幅2,800mm。加速度は3.3km/h/s(14Fは3.0km/h/s)で、最高速度は100km/h。車体はアルミ合金製。16年間に渡って製造され、製造次ごとに仕様変更が行われている。

混雑緩和を目的として、2010年〜2011年にワイドドア車の15000系が13編成導入され、これと同数の05系が廃車されることとなった。廃車対象は1988年〜1991年に製造された1〜4次車(第1編成〜第13編成)で、全編成がドア幅1,300mm・4象限チョッパ制御(高周波分巻チョッパ制御)のグループである。このうち、2010年〜2011年にかけて02F・04F・05F・07F・08F・09F・10F・12Fの8編成がKCJ(PT. Kereta Api Commuter JABODETABEK)へ譲渡された。第一陣として2010年8月に02F・07F、第二陣として2010年12月に08F・09F・10F、第三陣として2011年9月に04F・05F・12Fがそれぞれ現地に到着し、第一陣は2011年2月、第二陣は2011年5月、第三陣は2012年3月頃より営業運転を開始した。

現地到着後にスカート・ステップ・投石避け金網等の設置や帯色・社紋の変更が行われ、編成を10両編成から8両編成に組み替えた(余剰の各編成中間車2両(05-400形、05-500形)は休車扱い)。KCJ初の4象限チョッパ制御車、ドアチャイム付の車両である。

関連ページ:「【鉄道模型】KRL JABODETABEK−元 東京メトロ05系」

編成 CT1 M1 M2 T' T M1 M2 CT2
形式 05-100 05-200 05-300 05-600 05-700 05-800 05-900 05-000
02F 05-102 05-202 05-302 05-602 05-702 05-802 05-902 05-002
04F 05-104 05-204 05-304 05-604 05-704 05-804 05-904 05-004
05F 05-105 05-205 05-305 05-605 05-705 05-805 05-905 05-005
07F 05-107 05-207 05-307 05-607 05-707 05-807 05-907 05-007
08F 05-108 05-208 05-308 05-608 05-708 05-808 05-908 05-008
09F 05-109 05-209 05-309 05-609 05-709 05-809 05-909 05-009
10F 05-110 05-210 05-310 05-610 05-710 05-810 05-910 05-010
12F 05-112 05-212 05-312 05-612 05-712 05-812 05-912 05-012
※2012年5月現在


 05's Second Life(Tokyo→Jakarta)

2010年〜2011年に東京メトロ東西線から引退し、ジャカルタ・JABODETABEK鉄道に譲渡される05系初期車(1次車〜4次車)。
その東西線での姿からジャカルタへの移動風景、そしてジャカルタでの活躍の様子をPV風にまとめてみました。


BGM:「TAM Music Factory」さんのサイトの音楽素材を使わせて頂いております。
制作:管理人 Pierre2427
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