京仁(キョンイン)線は九老(クロ)〜仁川(インチョン)間27.0kmを結ぶ路線である。九老〜東仁川(トンインチョン)間25.1kmは方向別複々線化されており、京釜(キョンブ)電鉄線の龍山(ヨンサン)〜九老〜東仁川間で急行列車が運転されている(うち龍山〜九老間は各停)。各駅停車の場合、九老〜仁川間の所要時間は約47分。京仁線の列車は九老から京釜電鉄線、ソウル地下鉄1号線、京元(キョンウォン)電鉄線に直通し、議政府北部(ウィジョンブプップ)まで直通運転を行う。 車両はKORAIL1000系と5000系のいずれも10連が使用されており、地下鉄1号線からはソウルメトロ1000系、新1000系が乗り入れる。 関連ページ:京仁線 急行 |
複々線の外側を行く京仁線各駅停車の列車。 富開にて | |
離合する京仁線の各駅停車。複々線の内側は急行列車線。 富開にて | |
駅谷(ヨッコッ)駅に入線する各駅停車。 | |
駅谷は急行列車も停車する。方向別複々線のため、緩急の乗り継ぎはスムーズに出来る。左が各駅停車、右が急行列車。 | |
川の真上にホームがある九一(クイル)駅。 | |
東仁川(トンインチョン)駅に入線する各駅停車(右)と、留置線で折り返し準備中の急行列車(左奥)。急行列車の運転は終点の仁川の一つ手前の東仁川まで。 | |
終点の仁川(インチョン)駅に発着する5000系(上)と1000系中期抵抗車(下)。 | |
仁川駅のホーム。2面4線であるが、基本的に旅客列車が使用しているのは1面2線のみ。左右交互に列車が発着する。ホームの屋根は車止め側3両分程度しか設置されていない。大半の客は一つ手前の東仁川駅で下車するため、仁川駅は閑散としている。同駅では停車中の列車の車内清掃も行われる。 | |
仁川駅の、屋根がある側のホーム。 | |
仁川駅の端の車止め。隣の3番線と4番線は未使用。 | |
仁川駅に停車中の、折り返し議政府北部行き。 | |
仁川駅の未使用の3番線と4番線には朱仁(チュイン)線(貨物線)で使用されるディーゼル機関車が発着する。 | |
仁川駅の駅舎。昔ながらの小さな駅舎である。 | |
日が暮れた仁川駅で発車を待つ1000系新抵抗車。 |
KORAIL1000系初期抵抗車走行音(済物浦→桃源) | 日本の103系・301系等で使われているMT55の音に似ている。 |
KORAIL1000系中期抵抗車走行音(松内→中洞) | 走行音は初期抵抗車と同様である。 |