05系01F 3両編成化

2011年6月に営業運転離脱後、深川検車区にて休車扱いで留置され続けていた05系01Fであるが、2013年4月22日深夜(2013年4月21日の終電後)に深川検車区→東陽町→妙典→深川検車区行徳分室の経路で10両編成で廃車回送(自力回送)された。

廃車回送後、深川検車区行徳分室にて編成が分割され、3号車〜9号車(05-301〜05-901)が2013年4月22日〜5月20日に順次解体された。残った1号車・2号車・10号車は05-101 + 05-201 + 05-001の3両編成となり、深川検車区行徳分室で留置されている。

※写真は深川検車区行徳分室にて、すべて敷地外から撮影。


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3両編成化された01F(05-101 + 05-201 + 05-001)と、内装や床下機器等がすべて撤去されて解体目前の05-701 + 05-901。
冷房装置、パンタグラフ、内装一式、ドア、窓ガラスがすべて撤去され、がらんどうとなった05-701。
営団地下鉄のSマークプレートや、車両番号プレートもすべて撤去されている。
05系は1次車のみ内装に断熱・防音材としてアスベスト(石綿含有吹きつけロックウール)が使用されている為、解体に先立ち内装にアスベスト飛散防止剤が内部に散布されている(白色の部分が飛散防止剤が固型したもの)。2次車以降はアスベストは使用されていない。
なお、全国では吹きつけアスベストが1975年に使用禁止されたが、石綿含有吹きつけロックウールは1989年まで製造・使用された。
車体から取り外され、地面に散乱している床下機器。
05-701 + 05-901と、車両解体のための重機。重機の爪は、既に解体された車体に刺さった状態で置かれている。
これら2両(解体対象車両のうち、最後まで残った2両)は2013年5月20日に解体された。
切り刻まれて無残な姿になった05-401の車体の残骸(弱冷房車のステッカーが残っている)。
解体を免れて再編成された05-101 + 05-201 + 05-001の3両。
05-001の前面行先表示は「回送」、運行番号表示は「80S」表示となっている。
05-101側から眺めた3両。
青空のもとに佇む05系3両編成。
05-101の前面。行先表示・運行番号表示は05-001と同一である。
解体を免れた3両(左)と、解体を待つばかりの2両(右)。
05-101。
05-201。
05-001。
05-201と05-001の連結部は、貫通幌や半永久連結器は接続されているが、ジャンパ栓はブレーキホース(エアーホース)以外は接続されていない。
05-101と05-201の連結部は、貫通幌・連結器・ジャンパ栓がすべて接続されている。

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