BTS Skytrain

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サイアム駅を同時発車した、スクンビット線(左)とシーロム線(右)の列車。

「Skytrain(スカイトレイン)」は1999年12月5日(プミポン国王の72歳の誕生日)に開通し、現在スクンビット線とシーロム線の2路線(総延長31.0km)が営業されている。BOT (Build-Operate-Transfer) 方式を採用しており、民間会社であるBTS(Bangkok Mass Transit System)社が運営を行っている。スクンビット線は都内の北部と東部、シーロム線は西部と南部を南部を結んでおり、両線はサイアム駅で対面乗換えが出来る。

全区間複線(但し、サパーンタクシン駅前後を除く)で、第三軌条方式による直流750V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。車両基地を含めて全区間が高架。各駅のホームはサイアム駅とサパーンタクシン駅を除いて2面2線の相対式ホームで統一されている。また、ホームは6両編成分の有効長が確保されているが、列車は4両編成で運転されている。

駅ナンバリング(アルファベット1文字+数字2文字)を導入されているが、アルファベットは路線記号ではなく、サイアム駅より東側(サナームキラーヘンチャート駅)がE、西側(チットロム〜オンヌット)がW、南側がS(ラチャダムリ〜ウォンウェンヤイ)、北側(ターチャテーウィー〜モーチット)がNとなっている。また、番号は方角別にサイアム駅に近い順に番号が振られている。なお、サイアム駅の駅番号は「CEN」(Centralの略)。

BTS公式サイト(タイ語・英語):http://www.bts.co.th/


(路線図:管理人制作)

スクンビット線
シーロム線

BTS普通乗車券(表/裏)
磁気式。乗車券の柄は複数ある。運賃はゾーン制で、初乗りは15バーツ。
BTS一日乗車券(表/裏)
磁気式。料金は130バーツ。
自動券売機
柱に沿って設置されている。
自動券売機(旧型)
運賃はゾーン制となっており、駅のゾーン番号を押してから料金を支払う。旧型機はゾーン選択がボタン式。
自動券売機(新型)
ゾーン選択がタッチパネル式に変更されている。
自動改札機
無賃乗車防止のため、ゲートは開くとすぐ閉まる仕組みとなっている。乗客は速やかに通過しなければならない。
なお、改札内は車内を含めて飲食が禁止されている。

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