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2018年に15年ぶりに復活したNorth Rail。South Railとほぼ同時期(2010年前後)に「NorthRail-SouthRail
Linkage Phase1」区間として駅・軌道の改良が施されたが、その後も暫く列車は走ることはなかった。全区間単線で、現状では行き違い設備もないため、North
Rail全区間で1閉塞としている。 5th Avenue〜Solisにて | |
Tutuban駅に停車中のGov. Pascual行きの元 関東鉄道キハ350形。Tutuban駅ではNorth Railの列車は主に2番線に発着する。 | |
Tutuban駅から約1kmの区間はSouth Railと線路を共用している。但しNorth Railの列車は配線の都合上、双方向の列車とも複線のうち西側の線路のみ使用するため、Gov. Pascual行きの列車は上り線を逆走する(フィリピン国鉄では原則右側通行だが、Gov. Pascual行きの列車のみ左側通行となる)。 Tutuban〜Solisにて | |
土煙を上げてSouth Railとの共用区間を走る元JR東日本キハ52形。キハ52形は2019年6月8日よりTutuban〜Gov. Pascual間の列車でキハ350形・DMR1と共に運用されている。 Tutuban〜Solisにて | |
修理中のジプニーと並ぶ、Tutuban行きのキハ350形。軌道の両脇は自動車の修理・解体を行う「青空工場」となっている。 Solis〜Tutubanにて | |
South Railとの分岐点を通過する、Tutuban行きのキハ52形。右側に分岐する線路がSouth Railである。 Solis〜Tutubanにて | |
South Railとの分岐点に差し掛かる、Gov. Pascual行きのDMR1。写真中央手前に延びる線路がSouth Rail、右手前に延びる線路がNorth
Rail。 Tutuban〜Solisにて | |
South Railとの分岐点を車内から見る(金網で見えにくいが、写真奥へと延びるSouth Railの線路が見える))。 | |
Tutuban〜Solis間のデルタ線の1辺を行くGov. Pascual行きのキハ350形。Tutuban〜Solis〜Blumentritt間は三角線(デルタ線)になっている。背後には高層ビルも立ち並ぶ一方、線路は草に埋もれ、沿線ではヤギも放牧されている。 | |
同区間を行くキハ52形。 Tutuban〜Solisにて | |
同区間を行くDMR1。2019年7月現在、これら3種類の車両がNorth Railで運行されている。 Tutuban〜Solisにて | |
デルタ線区間を行く、Tutuban行きのキハ350形。線路の脇はスラム街だが治安はそこまで悪くなく、子供たちが遊ぶ姿も見られる。 | |
デルタ線区間を抜けて写真右奥のSolis駅へと向かう、Gov. Pascual行きの列車(後追い)。 Tutuban〜Solisにて | |
Blumentrittの西側のデルタ線分岐部。写真左奥に延びる線路がSouth Rail(Tutuban方面)、右奥に延びる線路がNorth Rail(Gov. Pascual方面)である。どちらも複線のように見えるが、North Rail側はすぐに単線となる。 | |
Solis〜Blumentritt間の線路。デルタ線の「中州」は小さな村となっており、生活感溢れる中を線路が横切っている。 | |
デルタ線の村の中を行く、Gov. Pascual発FTI行き(South Rail直通)の列車。 | |
Solis駅の南側のデルタ線分岐部。写真奥に延びる線路がTutuban方面、左奥に延びる線路がBlumentritt方面。複線規格で整備されたが、使用していない片側の線路は一部が撤去されている。 | |
Solis駅を出るTutuban行きの列車。 | |
Solis駅。South Railと同様に高床の立派なホームが2010年頃に整備された。しかし、現在は片側のホームしか使用されていない。 青い小屋が切符売り場。列車本数は少ないものの、North Railは全区間有人駅である。 | |
Solis〜5th Avenue間を走るDMR1の車内。ほぼ終日混雑しているSouth Railに対して、North Railは非常に空いている。 | |
同区間を走るキハ350形の車内。 | |
キハ350形の最後尾から見た、5th Avenue〜Solis間の車窓。 | |
5th Avenue駅付近の警報機・遮断機なしの踏切を、踏切保安係の誘導で通過する。 5th Avenue〜Solisにて | |
5th Avenue駅。一度ホームが整備されたもののNLEX Harbor Link Segment 10(North Luzon Expressway)の建設工事のため取り壊され、2019年7月現在ではDMR1のドアの位置に合わせてステップが設置されているだけである。なお、切符売り場はある。 | |
5th Avenue駅に停車中のGov. Pascual行き。 | |
5th Avenue駅を出て、環状3号線(C3)を横断する。 | |
Asistio駅。片側の高床ホームはNLEX Harbor Link Segment 10の建設工事のため取り壊された。 | |
Asistio駅を発車する、Tutuban行きの列車。5th Avenue駅以北はNLEX Harbor Link Segment 10の建設現場の中を行く。 | |
Sangandaan駅(旧Caloocan駅)に差し掛かるキハ350形。 | |
Sangandaan駅。NLEXの高架下にある。Asistio〜Sangandaan駅間に国鉄Caloocan工場がある。 | |
Sangandaan〜Gov. Pascual間は全区間、NLEXの高架下に軌道が敷かれている。将来的に軌道右側のスペースにNorth-South Commuter Railway (NSCR) Manila-Clark線の高架が建設される予定である。NSCRの始発駅はTutuban駅で、同線開業後はNorth Railと路線が完全に重複するため、NSCRが開業した暁にはNorth Railの存廃が気になるところである。 | |
North Railの終点のGov. Pascual駅。1面1線で、ホームは仮設。 | |
Gov. Pascual駅の切符売り場。正式名称は「Governor Pascual」駅だが、フィリピン国鉄の大半の駅名案内ではGovernerを略してGov.と表記している。 | |
Gov. Pascual駅のホームは1両分しかなく、残り2両はホームから外れている(ドアは全車両開く)。 | |
Gov. Pascual駅に停車中の列車の車内。 | |
North Rail・South Rail直通の列車(Gov. Pascual〜FTI間で運行)。1日4往復運転されている。 2019年1月現在、South Rail区間では急行運転を行い、South Railでの停車駅はBlumentritt、España、Santa Mesa、Paco、Dela Rosa、EDSA、FTI。停車駅が限られているため、South Railの各駅停車よりも若干空いている。 EDSA〜Nicholsにて | |
2019年7月現在、North Rail線内運用(Tutuban〜Gov. Pascual間)に充当されている元 関東鉄道キハ3518+キハ3519。キハ52形と共通運用されている。警笛を鳴らしながら、草に埋もれた軌道の上を軽快に走り抜けてゆく。 Full HD Video |
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1駅間の車内の様子。常時混雑しているSouth Railと対照的に、North Railは空いている。5th Avenueより北側はNLEX Harbor Link Segment 10(North Luzon Expressway)の建設工事現場の脇を通る。キハ350形は最後尾からの後方展望も可能。関東鉄道時代のドアチャイムも健在。 なお、中央の扉が開閉していないが、締切改造をしたわけではなく、単に故障したためである(前の車両は全扉が開閉していた)。 Full HD Video |
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2019年6月8日よりNorth Rail(Tutuban〜Gov. Pascual間)にて営業運転に復帰したキハ52 122。単行運転を行っている。フィリピン国鉄にわたったキハ52形の自走での営業運転は久々であり、単行運転は初である。 2019年7月現在、North Railにてキハ350形と共通運用されている。 Full HD Video |
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North Rail・South Rail直通運用に就くDMR1。2019年1月現在、North Railからの直通列車はSouth Railで急行運転をしており、Nichols駅は通過する。 Full HD Video |