RapidKL クラナジャヤ線
Laluan Kelana Jaya / Kelana Jaya Line

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RapidKL クラナジャヤ線はGombak(ゴンバッ)〜Kelana Jaya(クラナジャヤ)間24駅29.0kmを結ぶ路線である。うち、Ampang Park(アンパンパーク)〜Masjid Jamek(マスジットジャメ)間が地下区間で、同区間が現在のところマレーシアで唯一の地下鉄である。高架区間22.3km、地平区間2.1km、地下区間4.6km。全区間複線(左側通行)で、第三軌条方式による直流750V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。東南アジア初の全自動運転(無人運転)を行う路線である。車両基地は、Kelana Jaya駅付近にあるSubang Depotで、Gombak駅には留置線がある。1998年7月1日にPasar Seni(パサールセニ)〜Kelana Jaya間、1999年6月1日にGombak〜Pasar Seni間が開通した。

開業時から2005年7月まではPUTRA LRTと呼ばれていた(PUTRAはProjek Usahasama Transit Ringan Automatik Sdn Bhd,の略=マレー語で「自動軽量軌道パートナーシッププロジェクト株式会社」(同線の開発・運営を行っていた会社名)) 。

列車は2両編成ないし4両編成で運行される。ホームは開業時より4両分の有効長があるが、長らく2両編成のみで運行されていた。2009年12月30日より4両編成の列車運行を開始した。

車両はBombardier(ボンバルディア)製の「INNOVIA ART 200」、別称「ART Mark II」(ART=Advanced Rapid Transitの略)。Bombardierの標準車両で、アジアで最初に導入された。鉄輪式リニアモーターカーで、同型をベースにした車両が、中国・北京地下鉄機場線と韓国・龍仁軽電鉄でも導入されている。開業時までに2両編成35本(70両)がBombardierで製造された。2009年に、2次車となる4両固定編成の車両が登場、2012年末までに4両編成35本(140両)を導入。設計をBombardier、製造をBombardierとマレーシアのHARTASUMA社が担当(ノックダウン生産)している。

現在、Kelana Jaya〜Putra Heights(プトラヘイツ)間13駅17.0kmが延伸予定である。Putra Heightsではアンパン線と接続する。

(路線図:管理人制作)

離合する、クラナジャヤ線の列車。同線は東南アジア初の全自動運転(無人運転)、鉄輪式リニアモーターカーの路線である。Bombardier(ボンバルディア)社の技術で製造された。軌道の中央にはリアクションプレートを設置。

Taman Melatiにて
Pasar Seniの高層ビルをバックに走るクラナジャヤ線の列車。当駅から北側(写真手前側)が地下区間となっており、列車は勾配を下る。

Pasar Seni〜Masjid Jamekにて
Bombardier製のINNOVIA ART 200。1次車として、2両編成35本が開業に合わせて製造された。車体はアルミ合金製。車両番号は100(Mc)-200(Mc)で付番され、下2桁が編成番号を示す。編成番号は01〜35が割り当てられている(第1編成ならば101-201となる)。

Taman Paramountにて
1次車の車内。オールロングシート。つり革はプラスチック製の握り部がなく、ゴムの部分に手をかける。
先頭部。運転台は収納されており、通常は無人運転。
Bombardierの製造銘板。
前面展望。

Setiawangsa〜Sri Rampaiにて
2009年より導入されている4両固定編成。2両編成の車両と同様に、BombardierのINNOVIA ART 200シリーズであるが、車体塗装や電装品が変更されている。アルミ合金製。なお、従来の2両編成の列車は従来どおり運行されている(2+2両編成の運転は行われていない)。
車両番号は100(Mc)-300(M)-400(M)-300(Mc)で付番され、下2桁が編成番号を示す。編成番号は37〜71が割り当てられている(第37編成ならば137-337-437-237となる)。
Sri Rampai駅付近の掘割区間を行く、4両編成の列車。
4両編成の列車の側面塗装。白を基調とし、2両編成の列車と塗りわけが異なる。
4両編成列車の車内。袖仕切りやスタンションポールの形状・座席・天井・床敷物の配色等が変更され、2両編成の列車の車内よりも明るい印象。つり革もドア付近を除いてプラスチック製のものに変更された。
先頭部。2両編成の列車と比べて、手すりの追加や、運転台部の下の形状変更などが行われている。
貫通路。
車内の製造銘板。設計をBombardier、製造をBombardierとマレーシアのHARTASUMA社が担当。
靴摺り部の製造銘板。
ラッシュ時は高頻度運転が行われており、前の列車と接近しての続行運転も可能となっている。

Taman Jayaにて
Ampang Park・KLCC・Kampung Baru・Dang Wangi・Masjid Jamekの5駅は地下駅で、マレーシア唯一の地下鉄区間である。この5駅はいずれも島式ホームで、プラットホームスクリーンドアが完備している(地上区間は未設置)。
2010年12月24日に開業した、Sri Rampai(スリランパイ)駅。クラナジャヤ線で唯一、ホームが地平(掘割の上)にある。
Kelana Jaya駅付近を行く、当駅どまりの列車。当駅やGombak駅等、郊外の駅周辺には駐車場が整備され、パークアンドライドを推進している。
Masjid Jamek→Pasar Seni→KL Sentral→Bangsarの前面展望(2両編成・広告貸切列車で収録)。クアラルンプール中心部を走る。KL Sentral駅は、故・黒川紀章が設計を担当。大きな駅舎と一体化された作りとなっている。
Ampang Park→Damai→Dato' Keramatの前面展望(2両編成列車で収録)。
Wangsa Maju→Taman Melati→Gombakの前面展望(4両編成列車で収録)。Taman Melati駅付近で、対向列車にて、前列車に接近して後続列車が運行されている。

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Dato' Keramat駅を発車する、Kelana Jaya行きの列車。

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Taman Melati駅を発車する、Gombak行きの列車。
急勾配を上ってSri Rampai駅に入線する、4両編成の列車。

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外吊りドアを閉め、KL Sentral駅に向けて発車していく4両編成の列車。

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世界一高いツインタワー「ペトロナスツインタワー」等、クアラルンプールの摩天楼をバックに走行する、Kelana Jaya線の列車。

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独特の磁励音を響かせて発車していく、4両編成の列車。

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地下ホームを発車する列車。ホームにはプラットホームスクリーンドアが設置されている。

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ART 2両列車(1次車) 走行音(Jelatek→Dato' Keramat)IGBT-VVVF制御で、制御装置はBombardier製。
Mc-Mc(2M0T)の2両編成。
扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。自動放送はマレー語・英語。
ART 2両列車(1次車) 走行音(Dato' Keramat→Damai)
ART 2両列車(1次車) 走行音(Taman Melati→Wangsa Maju)広告貸切列車で収録。車内自動放送には新規製作のチャイム・放送が使用されている。
ART 4両列車(2次車) 走行音(Jelatek→Setiawangsa)IGBT-VVVF制御で、制御装置はBombardier製。
Mc-Mc(2M0T)の2両編成。
磁励音は2両編成列車と異なり、特徴あるものとなっている。
扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。自動放送はマレー語・英語。
ART 4両列車(2次車) 走行音(Wangsa Maju→Sri Rampai)
ART 4両列車(2次車) 走行音(Sri Rampai→Setiawangsa)

磁気式普通乗車券(表/裏)
路線図と車両をデザインしたもので、路線の延長キロも記されている。リサイクル使用される。
自動券売機
LCD画面で目的地の駅名を選択し、お金を入れる。
改札口・自動改札機
写真はSri Rampai駅。
10リンギット紙幣 裏面
クラナジャヤ線の車両が、マレーシア航空機、マレーシア国際海運(MISC)の貨物船とともに描かれている。

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