|
離合する、クラナジャヤ線の列車。同線は東南アジア初の全自動運転(無人運転)、鉄輪式リニアモーターカーの路線である。Bombardier(ボンバルディア)社の技術で製造された。軌道の中央にはリアクションプレートを設置。 Taman Melatiにて | |
Pasar Seniの高層ビルをバックに走るクラナジャヤ線の列車。当駅から北側(写真手前側)が地下区間となっており、列車は勾配を下る。 Pasar Seni〜Masjid Jamekにて | |
Bombardier製のINNOVIA ART 200。1次車として、2両編成35本が開業に合わせて製造された。車体はアルミ合金製。車両番号は100(Mc)-200(Mc)で付番され、下2桁が編成番号を示す。編成番号は01〜35が割り当てられている(第1編成ならば101-201となる)。 Taman Paramountにて | |
1次車の車内。オールロングシート。つり革はプラスチック製の握り部がなく、ゴムの部分に手をかける。 | |
先頭部。運転台は収納されており、通常は無人運転。 | |
Bombardierの製造所銘板。 | |
前面展望。 Setiawangsa〜Sri Rampaiにて | |
2009年より導入されている4両固定編成。2両編成の車両と同様に、BombardierのINNOVIA
ART 200シリーズであるが、車体塗装や電装品が変更されている。アルミ合金製。なお、従来の2両編成の列車は従来どおり運行されている(2+2両編成の運転は行われていない)。 車両番号は100(Mc)-300(M)-400(M)-300(Mc)で付番され、下2桁が編成番号を示す。編成番号は37〜71が割り当てられている(第37編成ならば137-337-437-237となる)。 | |
Sri Rampai駅付近の掘割区間を行く、4両編成の列車。 | |
4両編成の列車の側面塗装。白を基調とし、2両編成の列車と塗りわけが異なる。 | |
4両編成列車の車内。袖仕切りやスタンションポールの形状・座席・天井・床敷物の配色等が変更され、2両編成の列車の車内よりも明るい印象。つり革もドア付近を除いてプラスチック製のものに変更された。 | |
先頭部。2両編成の列車と比べて、手すりの追加や、運転台部の下の形状変更などが行われている。 | |
貫通路。 | |
車内の製造所銘板。設計をBombardier、製造をBombardierとマレーシアのHARTASUMA社が担当。 | |
靴摺り部の製造所銘板。 | |
ラッシュ時は高頻度運転が行われており、前の列車と接近しての続行運転も可能となっている。 Taman Jayaにて | |
Ampang Park・KLCC・Kampung Baru・Dang Wangi・Masjid Jamekの5駅は地下駅で、マレーシア唯一の地下鉄区間である。この5駅はいずれも島式ホームで、プラットホームスクリーンドアが完備している(地上区間は未設置)。 | |
2010年12月24日に開業した、Sri Rampai(スリランパイ)駅。クラナジャヤ線で唯一、ホームが地平(掘割の上)にある。 | |
Kelana Jaya駅付近を行く、当駅どまりの列車。当駅やGombak駅等、郊外の駅周辺には駐車場が整備され、パークアンドライドを推進している。 | |
Masjid Jamek→Pasar Seni→KL Sentral→Bangsarの前面展望(2両編成・広告貸切列車で収録)。クアラルンプール中心部を走る。KL Sentral駅は、故・黒川紀章が設計を担当。大きな駅舎と一体化された作りとなっている。 | |
Ampang Park→Damai→Dato' Keramatの前面展望(2両編成列車で収録)。 | |
Wangsa Maju→Taman Melati→Gombakの前面展望(4両編成列車で収録)。Taman Melati駅付近で、対向列車にて、前列車に接近して後続列車が運行されている。 Full HD Video |
|
Dato' Keramat駅を発車する、Kelana Jaya行きの列車。 Full HD Video |
|
Taman Melati駅を発車する、Gombak行きの列車。 | |
急勾配を上ってSri Rampai駅に入線する、4両編成の列車。 Full HD Video |
|
外吊りドアを閉め、KL Sentral駅に向けて発車していく4両編成の列車。 Full HD Video |
|
世界一高いツインタワー「ペトロナスツインタワー」等、クアラルンプールの摩天楼をバックに走行する、Kelana Jaya線の列車。 Full HD Video |
|
独特の磁励音を響かせて発車していく、4両編成の列車。 Full HD Video |
|
地下ホームを発車する列車。ホームにはプラットホームスクリーンドアが設置されている。 Full HD Video |
ART 2両列車(1次車) 走行音(Jelatek→Dato' Keramat) | IGBT-VVVF制御で、制御装置はBombardier製。 Mc-Mc(2M0T)の2両編成。 扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。自動放送はマレー語・英語。 |
ART 2両列車(1次車) 走行音(Dato' Keramat→Damai) | |
ART 2両列車(1次車) 走行音(Taman Melati→Wangsa Maju) | 広告貸切列車で収録。車内自動放送には新規製作のチャイム・放送が使用されている。 |
ART 4両列車(2次車) 走行音(Jelatek→Setiawangsa) | IGBT-VVVF制御で、制御装置はBombardier製。 Mc-Mc(2M0T)の2両編成。 磁励音は2両編成列車と異なり、特徴あるものとなっている。 扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。自動放送はマレー語・英語。 |
ART 4両列車(2次車) 走行音(Wangsa Maju→Sri Rampai) | |
ART 4両列車(2次車) 走行音(Sri Rampai→Setiawangsa) |
磁気式普通乗車券(表/裏) 路線図と車両をデザインしたもので、路線の延長キロも記されている。リサイクル使用される。 |
|
自動券売機 LCD画面で目的地の駅名を選択し、お金を入れる。 |
|
改札口・自動改札機 写真はSri Rampai駅。 |
|
10リンギット紙幣 裏面 クラナジャヤ線の車両が、マレーシア航空機、マレーシア国際海運(MISC)の貨物船とともに描かれている。 |