釜山都市鉄道4号線の安平車両基地(安平車両事業所)内には、「安平基地簡易乗降場」(アンピョンギジ カンイスンガンジャン)と呼ばれる駅が存在する。 この駅は業務用の駅であり、釜山都市鉄道の公式路線図上にも一切掲載されていないが、特筆すべきことはこの駅が一般客でも利用することが可能であることだ。但し、一般客の場合、利用目的が安平車両基地内に併設された「軽電鉄広報館」・「安平ヒューメトロテーマ公園」の見学・利用である場合のみ乗降可能で、車両基地近隣住民の利用や車両基地に面した道路を走る路線バスへの乗り換え等は不可能である。つまり、一般客は列車で当駅にアクセスすることは出来るが、外からアクセスすることは制約上できない。また、外国人の場合はパスポート、韓国人の場合は住民登録証・運転免許証・学生証のいずれかをホーム上の受付の職員に提出してから駅を出なければならない(再度駅に戻ってきた時に返却される)。 釜山都市鉄道4号線の「隠された終点」として、知る人ぞ知る存在の「安平基地簡易乗降場」。そして、釜山都市鉄道4号線が韓国初の軽電鉄(=新交通システム)であることを記念して、軽電鉄の概要や魅力を発信する「軽電鉄広報館」。釜山都市鉄道で最もディープなスポットと言えるであろう両者をセットで訪れた。 関連ページ:「釜山都市鉄道4号線」 |
安平基地簡易乗降場 | |
軽電鉄広報館 |
「軽電鉄広報館」パンフレット 「軽電鉄広報館」が入る総合管理棟の受付で無料配布されている。 全37ページもあり、展示内容ほぼすべてについて詳細に解説されている。全ページカラー印刷。 |
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「釜山都市鉄道4号線」パンフレット 同じく「軽電鉄広報館」が入る総合管理棟の受付で無料配布されている。全6ページ(全ページカラー印刷)。 |
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