重慶軌道交通

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高層ビル群をバックに、中国初の跨座式モノレールが走る。

重慶軌道交通は中国西部初の都市鉄道として、2005年に2号線が開通した。運営は重慶市軌道交通有限公司。起伏が非常に大きい土地柄のため、中国初の跨座式モノレール(日立製作所の技術供与によるもの)が採用された。2号線の建設には271億円の円借款が用いられている。

現在1・2・3・6号線が運行されており、2号線・3号線が跨座式モノレール、1号線・6号線が地下鉄規格である。運賃は対距離区間制で、初乗りは運賃は2元。駅番号制が導入されている。

最終的には合計17路線・総延長は820kmの路線網の整備が計画されている。

重慶市軌道交通有限公司 公式サイト(中国語):http://www.cqmetro.cn/

1号線
2号線
3号線
※1号線は公開準備中。6号線は未取材

ICカード式普通乗車券(1)(表/裏)
入場時は改札機にタッチし、出場時は改札機の投入口に入れて回収される。カードのデザインや色は複数種類ある。
ICカード式普通乗車券(2)
2011年に発行された絵柄(2号線以外も開通したため、車両のイラストではなくなった)。
宜居暢通カード
プリペイド式ICカードで、運賃が10%引きになる。バスや一部施設でも利用できる。
自動改札機
すべてターンバー式である。
自動改札機のICセンサー部

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