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長江の支流の嘉陵江沿いに走る、重慶軌道交通2号線のQKZ2型。 曽家岩〜大渓溝にて | |
牛角沱から大坪にかけては連続した登り勾配となっており、軌道は山肌に沿って敷かれている。 | |
駅は、マンションの中層部に駅が設けられ、軌道が貫通している非常に特異な構造となっている。ホームはマンションの8階、コンコースは6階にある。駅の空間として使用できるスペースが限られているため、地上からコンコースへは1階ごとに区切られた6本のエスカレーター・階段で結ばれている。 また、山の斜面に建てられているため、較場口方面のホームに直結した改札口を出ると、山の中腹の住宅街に出ることが出来る。 |
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急勾配を上って佛図関駅に入線するQKZ2型。左側に見えるのは嘉陵江。 | |
全長1.1kmの佛図関・大坪隧道を抜ける列車。同トンネル内にある大坪駅は、2号線で最も高い位置にある駅である。大坪駅は1面2線の地下駅で、較場口寄りには車両留置・非常時折り返し用のY線がある。 大坪〜袁家崗にて | |
長江二路の道路中央部を行く列車。 大坪〜袁家崗にて | |
楊家坪正街に立つガラスの塔「九龍塔」を抜けるQKZ2型(量産先行車)。楊家坪正街はモノレール建設にあわせて、約500mの区間の道路を歩行者専用道路として整備し、ショッピングモールとして生まれ変わった。 謝家湾〜楊家坪にて | |
ライトアップされた「九龍塔」を貫通する列車。 楊家坪〜謝家湾にて | |
動物園駅を発車する、較場口行きの列車。 | |
動物園駅の新山村寄りには、車両基地(大堰車両段)への分岐点がある。なお、本線の分岐器も日立製作所製。 | |
本線を走行する較場口行きの列車(左)と、待機中の大堰車両段からの出庫列車(右)。 | |
大堰車両段。大堰村駅の南側に隣接している。 | |
動物園〜新山村 間は第2期区間として、2006年に延伸開通した。軌道の整備と併せて、並行道路も整備が進んでいる。第1期区間の較場口〜動物園
間とは異なり、下町の住宅街を走行する。 馬王場にて | |
平安駅付近は山沿いに走り、一部は地平区間である。その奥は高層住宅街となっている。 平安にて | |
全列車が運転士・車掌の2人乗務体制で運転され、車掌は中国では珍しく最後尾に乗務する。これは、車掌と運転士が兼任であることもひとつの理由で、折り返し時には両者が運転台を移動することなく、その場で役割を入れ替える。 駅停車時の安全確認は、車掌・運転士・駅員の3者で行い、車掌と運転士は車内の合図ブザーを使って連携をとっている。 なお、地上駅は可動式ホーム柵(APG)、地下駅はプラットホームスクリーンドア(PSD)が完備しており、装置は日本のナブテスコ+現地企業の重慶川儀+中国四連製。 | |
一駅間の前面展望。案内放送のほか、広告やニュース等のBGMも流れる。 | |
楊家坪駅に到着〜発車するQKZ2型。 | |
楊家坪駅に到着する、較場口行きの列車。 Full HD Video |
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「九龍塔」を抜けるQKZ2型を横から眺める。 Full HD Video |
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ライトアップした「九龍塔」を抜けるQKZ2型。 Full HD Video |
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夜の楊家坪正街を走行するQKZ2型。 |
QKZ2型量産先行車 走行音(動物園→楊家坪) | IGBT-VVVF制御で、制御装置は日立製作所製。 Mc-M-M-Mc(4M0T)の4両編成。 車両は扉開閉時にドアチャイムが鳴る。自動放送は北京語・英語の2ヶ国語。 |
QKZ2型量産先行車 走行音(大坪→佛図関) | |
QKZ2型量産車 走行音(馬王場→平安) | IGBT-VVVF制御で、制御装置は日立製作所製。 Mc-M-M-Mc(4M0T)の4両編成。 合図ブザーの音が量産先行車から変更されている。 |
QKZ2型量産車 走行音(大坪→佛図関) | |
QKZ2型量産車 走行音(臨江門→較場口) | |
QKZ2型量産先行車 合図ブザー音 | 日本の森尾電機製で、同社の日本向けのものと同じブザーの音がする。通常時はドア開操作前とドア閉操作後(側灯消灯確認後)に使用する。 |
QKZ2型量産車 合図ブザー音 | 中国製と思われ、森尾電機製のものよりも甲高い音がする。 |