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丸ノ内線時代の塗装のまま活躍する、元 営団地下鉄500形。 営団地下鉄の名車は、登場から60年以上経った今でも装いそのままに地球の反対側で元気に活躍している。現地では形式番号ではなく、主に「Coche Mitsubishi」(コチェ・ミツビシ;三菱車)と呼ばれている(500形の主要電装品は三菱電機製)。 Echeverríaにて | |
離合する営団地下鉄500形。日本には保存車しか残っていない500形だが、ここでは主力車両であり日常の存在である。ブエノスアイレス地下鉄の営業車両の中でも最も製造年が古い形式となり、後継車両の導入による去就も注目されるが、末永い活躍を祈りたい。2015年よりCAF6000による置き換えが開始され、2016年2月までに32両が廃車となった。写真のB編成も既に廃車となり、Pilar市内の解体業者に移送された(詳細はこちら)。 Echeverríaにて | |
Juan Manuel de Rosas駅に滑り込む500形。写真のU編成は2015年12月に廃車となり、この編成のうちの771・734・584・752の4両は引退後、2016年7月に東京メトロへ里帰りし、771・734・584が東京メトロで動態保存されている(詳細はこちら)。 | |
原色のまま活躍するD編成。2017年8月現在、原色のままの編成はD編成・S編成・T編成の3本のみ。 | |
Metrovías標準色に塗り替えられた編成。500形は導入後暫くは営団地下鉄時代の塗装のままであったが、2011年より順次塗装変更が進められている。 Echeverríaにて | |
Metrovías標準色車と従来塗装車の並び。Metrovías標準色車は前面にかかるサインウェーブのステンレス板も撤去されている。 Echeverríaにて | |
2013年末より登場した、前面や側窓部付近を黒としたデザイン。ラッピングによるものである。 Echeverríaにて | |
2015年より登場した、CAF6000とイメージを合わせたデザイン。ラッピングによるものである。 Echeverríaにて | |
500形の車内の様子。路線図や広告がブエノスアイレス地下鉄仕様となった以外は、営団地下鉄時代と大きな変化はない。 | |
900形の車内の様子。こちらも営団地下鉄時代と大きな変化はない。ドアの内側に化粧板が貼られているのが900形の特徴。 | |
乗務員室仕切り。営団地下鉄時代と同様に大きな窓が設置されており、助士席側は遮光カーテンがないため前面展望が可能。 | |
2013年7月26日のDe los Incas - Parque Chas〜Juan Manuel de Rosas間延伸開業に合わせて6両編成6本の36両が導入されたスペイン・マドリード地下鉄の5000型(CAF5000)。導入当初、架線集電方式から第三軌条集電方式への改造工事が行われたが、後にB線が架線も併設となったことから、再度第三軌条集電方式から架線集電方式に再改造された。写真は架線集電方式に再改造された後の姿。 Echeverríaにて | |
2015年より営業運転を開始した、スペイン・マドリード地下鉄の6000型(CAF6000)。老朽化した500形の置き換えのため、84両が譲渡された。2017年8月現在、9編成が運用に就いている。 Echeverríaにて | |
お揃いのカラーリングとなった、マドリード地下鉄6000型と営団地下鉄500形。 Echeverríaにて | |
Florida駅に入線する500形。1面2線の島式ホームで、Leandro N. Alem、Florida、Carlos Pellegriniの3駅は連続で島式ホームの駅が続いている。 | |
C線・D線との乗換駅であるCarlos Pellegrini駅。 | |
1930年に開業したFederico Lacroze駅。2003年にDe los Incas - Parque Chas駅まで延伸開業するまでは、当駅がB線の西側の終点だった。 | |
Federico Lacroze駅の改札口。ホームと直結している。 | |
2003年に開通したTronador - Villa Ortúzar駅。隣のDe los Incas - Parque Chas駅と共に、72年ぶりのB線の新駅として開通した。1面2線の島式ホーム。 | |
同じく2003年に開通したDe los Incas - Parque Chas駅。2013年にJuan Manuel de Rosas駅まで延伸されるまでの10年間、B線の西側の終点であった。 | |
Echeverría駅に入線する500形。当駅はB線で唯一、上下線の線路の間に柱がない構造の相対式ホームで、B線で綺麗に編成写真が撮影できる貴重な駅である。 | |
2013年に開通した、B線の現時点での西側の終点であるJuan Manuel de Rosas駅。アーチ状の屋根が特徴である。ホーム直上でMitre線の線路が交差している。Mitre線とはGeneral Urquiza駅と接続しており、地上に出てから徒歩数分で乗り換えることが出来る。 | |
Juan Manuel de Rosas駅に入線する当駅止まりの列車。列車は基本的に交互に発着し、折り返していく。 | |
Juan Manuel de Rosas駅に到着した列車。水色のワイシャツと灰色のズボンの制服を着た職員が運転士と車掌で、エンド交換を行っている。 | |
Juan Manuel de Rosas駅の先にあるCochera-Taller Rosas(Rosas基地)。 | |
Urquiza線のTaller Ruben Dario(Ruben Dario工場)に留置されている、B線の営団地下鉄500形。Federico Lacroze駅の西側にUrquiza線への連絡線があり、全般検査等の際はUrquiza線のTaller Ruben Dario(Ruben Dario工場)まで自走している(6000型の場合は5000型で2両ずつ牽引)。B線は全区間地下のため通常は地上を走る姿は見られないが、この工場への出入場の際に限り、地上を走る姿を見ることが出来る。 | |
P編成793の車内から撮影したBuenos Aires地下鉄B線の全区間前面展望。ブエノスアイレス地下鉄の車両の中では珍しく、元 営団地下鉄500形は前面展望が可能。世界でも珍しく、B線は第三軌条と架線が併設されている。B線は元 営団地下鉄500形の他、スペイン・マドリード地下鉄から譲渡されたCAF5000型・CAF6000型も活躍している。 Leandro N. AlemからFederico Lacrozeまでは1930年代に開通し、Federico Lacrozeから先は2000年代以降に開通した。そのため、Federico Lacrozeから先は設備も近代的である。保安装置は全区間ATS。 Full HD Video |
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1駅間の車内の様子。広告や路線図はブエノスアイレス地下鉄仕様に変更されているが、その他は営団地下鉄時代の面影が色濃く残る。 Full HD Video |
B線の駅の出入口(旧タイプ) 円形の「Subte」マークの色は、ラインカラーに合わせられていた。 2015年より下写真のものに順次更新され、現存しない。 Leandro N. Alemにて |
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B線の駅の出入口(現行タイプ) 「Subte」のマークが2015年頃より順次更新された。 「Subte」の文字が現行ロゴのものに合わせたものとなり、 色は路線にかかわらず黄色に統一された。 マークの下に路線記号が表示されている。 また、従来は出入口の看板が門状に設置されていたが、 現行タイプのものは1本の柱で自立するものとなった(一部駅で例外あり)。 Juan Manuel de Rosasにて |