台湾鐵路管理局TEMU2000型内装

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回転式リクライニングシートが2+2列配置で展開している。座席の形状は台鐵の車両ではこれまでにない形状・配色のもの。天井は大きな円弧を描いている。
座席の様子(手前の座席はリクライニングを最大限に倒している)。座席肩部にはグリップが設置されている。
座席の背面には、台鐵の車両で初めて大型テーブルが設置された(TEMU1000型よりも前の車両はテーブルすら存在せず、TEMU1000型では座席収納式の小型テーブルが設置されている)。テーブルの背面には各車両の設備案内が貼られている。
テーブルを展開したところ。右上には飲み物を置く丸い窪みがある。
荷棚の下には読書灯が設置されている(光源はLED)。
窓下には折り畳み式のドリンクホルダーが設置されている。
4号車と5号車(TEMB2000)には大型テーブルを配置したグループ席(4人用ボックスシート)が1両あたり4か所(16席分)千鳥配置されている。この座席はリクライニングはできるが、回転はできない(座席を回転させるための足踏みレバーも省略されている)。
客室とデッキとの仕切り部。ドアの上には台鐵初採用のLCD式車内案内表示機が設置されている。
LCDでは行先・次の停車駅・現在時刻・号車・トイレの使用状況(使用時はマークの表示が赤に変わる)を中国語・英語で表示するほか、天気予報や広告なども表示する。
普悠瑪号グッズの広告表示。
車端部にある車両番号ステッカー兼、日本車両の製造所銘板。
1号車と8号車(TED2000)には車いす用座席(兼優先席)も1+1列の2席が設けられている。モケットの柄が他の席と異なるほか、シートベルトも設置されている。
1号車と8号車(TED2000)の運転席寄りのデッキとの仕切り扉は、車椅子通過を考慮して両開きの開口幅が広いものとなっている。また、その隣には荷物置き場が設置されている。
デッキ。乗降扉、貫通扉、客室との仕切り扉共に、ドアの内側(デッキ側)は赤で統一されている(貫通扉は貫通路側も赤塗装)。乗降扉は台鐵初の引き戸で、ステップレスとなっている。
乗降扉の上にはドアランプ(ドア開閉予告灯)と、ドア故障表示灯が設置されている。
車掌操作用のドアボタン(各乗降扉の横に設置されている)。
先頭車の「TRA」ロゴにかかる乗降扉の窓は、ロゴの文字の部分がメッシュ状になっている。
デッキ・客室との仕切り扉及び貫通扉のドアボタンは、台鐵伝統の形状のものを使用している(押すと赤く光る)。
デッキには携帯電話充電用のコンセントが設置されている。使用用途を携帯電話の緊急充電に限ると書かれたステッカーがユニークだ。
3号車と6号車(TEP2000)には、デッキに自動販売機が設置されている。台鐵では初採用(台湾高鐡の700Tが先に採用)。
デッキにも点字付きの車内の案内が掲示されている。
1号車と8号車の運転席・車掌室寄りのデッキには、車椅子対応の大型多目的トイレが設置されている。ドアや壁は曲面を描いている。多目的トイレの面積は他形式のものよりも大幅に拡大されている(TEMU1000型よりも大幅に広い)。
多目的トイレ内には洋式トイレの他、おむつ交換台や男性用小便器も併設されている。
多目的トイレのドアの内側にも「TRA」のロゴマークが入っている(他のトイレのドアも同様)。なお、トイレのドア開閉ボタンはN700系新幹線の多目的トイレのドアボタンとほぼ同一仕様である(EAO製)。
3・6号車の洋式トイレ。
2・4・5・7号車の東洋式(しゃがみ込み式)ステンレス製トイレ。1・8号車の多目的トイレと併せて、全車両にトイレが設けられている。また、2・4・5・7号車には男性用トイレもある。
3・6号車の授乳室。
乗務員室(運転席)仕切り扉。遮光カーテンが降ろされている。その手前右には車掌室がある。
運転台の様子。運転台の右側にマスコンハンドルとブレーキハンドルが設置されている、ツーハンドルマスコンタイプ。
写真奥側窓の上には、お守りが据え付けられているのが確認できる。
第1編成・第2編成は、車内の広告が製造メーカーの日本車両のもので統一されている。広告は全3種類。
始発駅の樹林駅を発車し、大漢渓を渡り地下駅の板橋駅へと至る。

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デッキ・客室で収録。全区間地下区間。車内のLCDでは次駅案内や天気予報等、様々な情報を表示する。

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全区間地下区間。樹林行きの列車では、台北駅で多くの乗客が降車する。車内のLCDでは次駅案内や天気予報等、様々な情報を表示する。

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ドア開閉時及びドアが開く前にはドア上のランプが点滅する。

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一部の終着駅到着時には車内BGMが流れる。車掌がドア操作する場合は、そのドアのみドアチャイムが鳴らない。

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ドアチャイムはTEMU1000型と同様の3点式チャイム(音色はいわゆる営団チャイムと類似している)。

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交交セクション通過時の機器からの独特の音がする。TEMU2000型は2種類の警笛を搭載しており、この動画では電子警笛を鳴らしている。

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TEMU2000型走行音(台北→板橋)(デッキにて収録)IGBT-VVVF制御で、制御装置は東芝製。
Tc-M1-T-M2-M2-T-M1-Tc (4M4T)の8両固定編成。
扉開閉時には3点式ドアチャイムが鳴る。
TEMU2000型走行音(樹林→板橋)(客室内にて収録)


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