台鐵TEMU2000型第17編成甲種輸送

2013年12月19日、日本車両で落成した台湾鐵路管理局TEMU2000型の第17編成が日本車両豊川製作所→(日本車両専用線)→豊川→(JR飯田線)→豊橋→(JR東海道線)→笠寺→(名古屋臨海鉄道東港線)→東港→(名古屋臨海鉄道東築線)→名電築港→(名鉄築港線)→東名古屋港→大江埠頭の経路で甲種輸送された。名古屋臨海鉄道の機関車には特製のヘッドマークが掲げられた。

当編成がTEMU2000型の最終製造編成である。車両番号は、TED2033-TEMA2065-TEP2033-TEMB2066+TEMB2068-TEP2034-TEMA2067-TED2034。

※全写真ご提供:妙典2号様

プッシュプル運転で名電築港駅付近の踏切を通過する、普悠瑪(プユマ)号最終製造編成。
ND5523には、寝台特急「彗星・あかつき」のヘッドマークをモチーフとしたデザインで「台湾特急 永遠加油!」(加油=頑張れ)と書かれた、特製のヘッドマークが掲げられた。
名鉄築港線の東名古屋港駅に入線する甲種輸送列車。
東名古屋港駅前の踏切を渡って大江埠頭へと向かう。
反対側のND5529には「台湾鐵路 普悠瑪号 祝 全車甲種輸送終了」と書かれた逆三角形のヘッドマークが掲げられた。
先頭の機関車を切り離して、推進運転で大江埠頭へと向かう。
日本でのTEMU2000型普悠瑪号ラストラン!
大江埠頭のゲート内へと押し込まれてゆく。
普悠瑪号全17編成の甲種輸送、これにて完遂。
ヘッドマークを掲げた状態で、側線で待機するND5523。
ND5523の側面には、普悠瑪号がサンタ帽子をかぶったイラストと「Merry X'mas」の文字が書かれた特製の札が差さっていた。
甲種輸送を終えて並んだ2両の機関車。この後、重単で来た道を戻っていった。

「台湾の鉄道トピックス」へ戻る

「台湾鐵路管理局−TEMU2000型 車両紹介」トップに戻る