台鐵TEMU2000型第13編成名古屋港内横持ち

2013年9月21日、前日に日本車両豊川製作所から名古屋港大江埠頭まで甲種輸送された台湾鐵路管理局TEMU2000型第13編成の大江埠頭内での横持ち(港湾内移動)が行われた。

※すべて港湾敷地外より撮影

青空の下、名古屋港大江埠頭内の線路上に留置されているTEMU2000型第13編成の2両(TED2025+TEMA2049)。
港湾内では車両の整備が行われていた。
第13編成の両先頭車の顔合わせ(手前:TED2025、奥:TED2026)。
台車を履いたまま港湾内で陸送されるTED2026。
車両を降ろす場所には大型クレーン2台が待機。
バックして所定の位置まで進む。
迫ってくる普悠瑪号(TED2026)。
睨みを利かせる。
狭い空間に寸分の狂いもなく停車。
トレーラーの荷台に載り重心が高くなった先頭車を低い視点から眺める。オンレール後は見ることのできないアングル。
クレーン2台で車体を吊り、輸送してきたトレーラーを抜く。
前後のクレーンで連携を取って、慎重に車体を降ろしてゆく。
手押しで港湾内の線路上を移動するTED2025。
車体を吊り上げる位置まで移動したTED2025。大型クレーンは車体を吊り上げる場所と降ろす場所にそれぞれ2台ずつ配置。
車体吊り上げ開始。
一旦ウマ掛けし、車輪にフランジ保護材を設置する。
フランジ保護材設置後、さらにクレーンで高く吊り上げる。
バックでトレーラーが進み、荷台の上にゆっくりと降ろす。トレーラーは港湾内でピストン輸送していた。
TED2025の横持ち輸送。豊川から七堵までの輸送行程の中で、車両が陸送されるのはこの大江埠頭内の数百メートルのみ(基隆港では直接線路上に降ろされる)。
真横から見た陸送の様子。青空と青い海の中で際立つ白い車体とTRAのロゴ。
バックで留置場所へ入るTED2025。
前面の連結器カバーが閉められ、より引き締まった表情となったTED2026。
対岸から臨む横持ちの様子。
手際よく進められてゆく作業。一列に並び、船積みの時を待つ。

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