マニラLRT1号線Pasay基地

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マニラLRT1号線の車両基地であるPasay基地(Pasay Depot)は、Pasay(パサイ)市のBaclaran駅付近に位置する。1号線のすべての車両のメンテナンスを行っており、車両の留置機能を有している。1985年の1号線開業に先立ち、1982年に建設された。

車両基地内は留置線、検修庫、修繕棟に分かれている。車両の全般検査はおよそ21日間かけて行われる。

※写真はすべて許可を得て撮影。また、敷地内への立入は特別な事前申請が必要です。

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Pasay基地の守衛所。
検修庫にて交番検査が行われる3rd Generation Train。
交番検査中の1Gと3G。検査時は編成が切り離され、1両(連接車)単位で行われる場合もある。
交番検査中の3Gの車内。冷房装置等のメンテナンスも行う。
検査に伴い編成が切り離された3G。本線上(営業列車)では見ることができない光景である。
妻面の外板下部に設置されている、3Gの日本車両の銘板。
全般検査入場中の1st Generation Train。写真右奥には車両ジャッキアップ用の黄色い装置も見える。
3Gの台車。インサイドフレーム方式の台車の構造が確認できる。
積み上げられた台車枠。
整備中の、1Gの直流モーター。
軸受けなどの整備工場。
基地の東側に位置する、広大な留置線。
留置線上の1G。
留置される2G。2Gは不調のため、大半の編成が車両基地に留置されている。
2Gの車体・台車の拡大。車両基地では普段見られない2Gの外観をじっくりと観察できる。
正門付近に置かれている、3Gのモックアップ(車体のみ)。車両番号は1201A-1201Bを名乗っている(実車にも同一番号の車両がある)。車体の長さや窓割が実車と異なる。製造メーカーは不明。一般には公開されておらず、ひっそりと余生を過ごしている。

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