|
Tayuman基地に留置されている、キハ59系「こがね」。写真は塗装変更前の様子で、JR東日本時代の塗装のまま活躍していた。長らく運用を離脱し車体の傷みが目立っていた。 | |
投石対策ですべての窓に金網が設置され、非常に厳つい面持ちになった。金網設置が不可能であるドアの窓は鉄板によって塞がれている。写真の先頭車はキハ59 511。 | |
キハ59 511の反対側側面。 | |
2014年3月からの「Premiere Train」(プレミアトレイン)運用開始に備えて、金色塗装部分を紺色に改めた上で車体修繕が行われた。写真はキハ59
510。 Tayuman基地にて | |
キハ59 511側。 | |
キハ29 506の側面に追加された「PREMIERE TRAIN」のロゴ。 | |
塗装を変更し、金網をすべて撤去したうえで、2019年10月24日より約5年ぶりに定期運行に復帰した。座席定員制のライナー的な位置づけとして、朝に上り、夕方に下りが運行される。駅ごとに乗車券の発売枚数が決められている。定員は82名。乗車券は普通列車よりも割高な設定となっている。各駅停車で運行され、乗車可能駅は限られているが、降車はすべての駅で可能。 Blumentritt〜Tutubanにて | |
Blumentritt〜Tutuban間を行く。朝の上り列車では、この区間(North Railとの分岐部以南)のみ車両が順光となる。 | |
早朝のBicutan駅付近を行く。軌道は歪んでおり、車体を大きく揺らしながら走る。 Sucat〜Bicutanにて | |
砂煙を上げながら走り去る。写真奥がBicutan駅。キハ59 511は助士席側のワイパーが欠損している。 Sucat〜Bicutanにて | |
EDSA駅付近を行く。この区間は軌道が周辺道路から遮断されており、線路内を行く人はほとんど見られない。 マニラでの数時間のトランジットの合間に撮影したカット。 Nichols〜EDSAにて | |
夕方、Tayuman基地からTutuban駅に入線する「KOGANE」。 平日はTutubanからは客扱いせず、Dela Rosa駅まで回送される。 | |
平日の下り「KOGANE」の始発駅となるDela Rosa駅。「KOGANE」の乗車券を求めて駅の窓口に行列が出来る(写真右)。 「KOGANE」の乗車券は、発車時刻の10分前頃から発売開始となり、購入には駅員から先に整理券を受け取る必要がある。Dela Rosa駅での乗車券発売枚数(=乗車定員)は43。 | |
Dela Rosa駅の窓口に掲示された、「KOGANE」に関する案内。列車の時刻と、座席定員制列車であることが記されている。 | |
Dela Rosa駅に入線する、当駅始発の「KOGANE」。 | |
「KOGANE」の車内(写真はキハ59 510)。JR東日本で使用されていた時と大きな変化はなく、特徴的な座席配置もそのままである。座席のモケットも変更されていない。 | |
キハ59 511の車内。 | |
両先頭車の展望室。職員用スペースとして使用されている。 | |
客室内の前後端に設置されていた大型テレビ(28インチ)は撤去され、撤去跡は板で塞がれた。 | |
車内の車両番号表記。写真右下にあった、自由席/指定席を示す反転表示板は撤去され、ビスの跡が残っている。 | |
デッキの様子。こちらには自由席/指定席の反転表示板が残されている。 なお、トイレは使用可。 | |
Tutuban駅を発車する、IRRI行きの「KOGANE」。 当駅折り返しの普通列車(203系)が側線(機回し線)側に退避している。 | |
2019年10月24日より、約5年ぶりに営業運転に復帰したキハ59形「こがね」。全席指定の列車として運転され、1日1往復運転している(土曜日の下り、日曜日の上りは運行なし)。Tutuban〜Calamba間で運行を開始し、2020年12月1日からはTutuban〜IRRI間に運行範囲を拡大した。 Full HD Video |
JR東日本時代のキハ59系「こがね」。 写真ご提供:@tincusguin様 仙台にて(2004年5月撮影) |