JR東日本 武蔵野線は鶴見(つるみ)〜西船橋(にしふなばし)間100.6kmを結ぶ路線で、うち旅客営業が行われているのは府中本町(ふちゅうほんまち)〜西船橋(にしふなばし)間26駅71.8kmである。全区間複線(左側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,067mm(狭軌)。
1973年4月1日に府中本町〜新松戸(しんまつど)間、1976年3月1日に鶴見〜府中本町 間(貨物列車のみ運行)、1978年10月2日に新松戸〜西船橋 間が開通した。また、1985年3月14日に新三郷(しんみさと)駅、同年9月30日に武蔵浦和(むさしうらわ)駅、1998年3月14日に東松戸(ひがしまつど)駅、2008年3月15日に越谷レイクタウン(こしがやレイクタウン)、2012年3月17日に吉川美南(よしかわみなみ)駅が追加開業した。
2010年12月4日より、府中本町〜大宮及び八王子〜大宮 間を結ぶ列車「むさしの号」の定期列車化と、海浜幕張〜大宮 間を結ぶ列車「しもうさ号」の新設(定期列車)が行われた。

JR東日本 京葉線は東京(とうきょう)〜蘇我(そが)間17駅43.0kmの本線と、市川塩浜(いちかわしおはま)〜西船橋 間 5.9kmの高谷支線、西船橋〜南船橋(みなみふなばし)間5.4kmの二俣支線から成る路線である(西船橋駅を含めると駅数は18)。 全区間複線(左側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,067mm(狭軌)。
1986年3月3日に西船橋〜南船橋〜千葉港(現:千葉みなと)間、1988年12月1日に新木場(しんきば)〜市川塩浜〜南船橋 間及び市川塩浜〜西船橋 間、千葉港〜蘇我 間、1990年3月10日に東京〜新木場 間が旅客営業を開始した。なお、1975年5月10日に千葉貨物ターミナル(現在廃止、稲毛海岸〜千葉みなと間に存在した)〜蘇我 間が貨物線として開通した。1992年3月14日に千葉港駅を千葉みなと駅に改称した。

武蔵野線と京葉線は直通運転を行っている。主な運行系統は、(1)武蔵野線内運用(府中本町〜西船橋)、(2)府中本町〜西船橋〜東京、(3)府中本町〜西船橋〜南船橋(〜海浜幕張)、(4)西船橋〜南船橋、(5)京葉線内運用(東京〜蘇我)の5つである。列車は(1)〜(4)は8両編成(武蔵野線用車両)、(5)は10両編成(京葉線車両)で運転される。但し、西船橋駅は10両編成分のホーム有効長があり、ダイヤが乱れた際等には京葉線の車両が入線することもある。

武蔵野線の車両は205系0番台、205系5000番台、209系500番台が使用される。京葉線の車両は209系500番台、E233系5000番台、E331系が使用される。武蔵野線・京葉線の車両はすべて京葉車両センターに配置されている。武蔵野線の車両は京葉車両センターの他、東所沢電車区を停泊基地として使用することもある。

以下、武蔵野線・京葉線のニュースを紹介する。






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