KRL Commuter Line元 東急電鉄8500系

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実車紹介 東急田園都市線・大井町線向けに、1975〜1991年に400両が製造された。2006年〜2009年に8604F・8607F・8608F・8610F・8611F・8612F・8613F・8618Fの8編成64両(各編成とも10両編成のうち8両分を輸出)がPT. KAI(PT. Kereta Api Indonesia)及びKCJ(PT. Kereta Api Commuter JABODETABEK)に譲渡された(8613FのみKCJ所属、その他の編成はPT. KAI所属(2013年末まで))。8両編成で活躍している。
当サイト内実車紹介ページ 「KRL Commuter Line−元 東急電鉄8500系」
種車(改造元模型車両)
・トミーテック(TOMYTEC) 鉄道コレクション「東京急行電鉄8500系 3両セット」・「長野電鉄8500系 3両セット」
・グリーンマックス (GREENMAX)  418A「東急8500系5両編成セット(未塗装組立キット)」・418B「東急8500系増結用中間車5両セット(未塗装組立キット)」
製作数 8両編成4本(2011年・2013年製作)(一部の車体組立は谷風皐月様施工(2011年・2013年))
加工箇所 ・塗装の変更(車体・床下機器)
・スカートの設置
・前面窓への投石除け金網の設置
・両先頭車への女性専用車(Kereta Khusus Wanita)ラッピング(8613F「2代目JALITA塗装」のみ)
・一部ドアの切抜き・屋根上及びドア付近に乗客の設置(8613F「2代目JALITA塗装」のみ)

■実車
8613F。営業開始直後の僅かな期間のみ、当時の標準の黄色・緑帯塗装であったが、直後に斬新な赤い塗装に変更されてファンを驚かせた。この塗装になったのは当編成のみで、8500系の中で長らく唯一のKCJ(PT. Kereta Api Commuter JABODETABEK)所属車であった(2014年1月1日よりKRL Commuter Lineの全車両がKCJ所属に変更)。
当編成は「JALITA」(Jalur Lingkar Jakarta)の愛称がつけられ、前面行先表示部には「JALITA」のプレートが掲げられている。

Manggaraiにて
全般検査でKCJ標準の塗装に改められた8613F(2代目JALITA塗装)。

Depok基地にて
8610Fの初代塗装。

Bogor基地にて
8610FのPT.KAI標準塗装(3代目塗装)。

Manggaraiにて

■製作した模型
東急8500系・8000系全32両をまとめて改造に着手。
床下機器塗装の準備。
PT.KAI標準塗装(青・黄帯)の車両は、前面・側面の帯共にデカールで再現。
KCJ標準塗装の8613Fは先頭部の赤(キャラクターレッド)塗装のため、マスキングを施す。
側面帯貼付過程。
初の試みとして、2代目JALITA塗装の8613Fにはドアをくり抜いてその部分に乗客の人形を載せることした。
KRL Commuter Lineでは、2013年秋までラッシュ時には客が多すぎてドアが閉まらないまま走行する姿を日常的に見ることが出来た(2013年秋以降は厳格化された)。
一部車両は車体側面を一旦外し、ドア撤去を行ったうえで再接着した。
無事完成。街中のジオラマを行く、2代目JALITA塗装の8613F。
人形を屋根上に載せたことにより通常のケースでは収納できなくなってしまたため、ウレタンの形状を加工した専用のケースを製作した。
KRL Commuter Lineで活躍する東急8500系の並び。
一堂に並んだ8500系4編成(8613F新旧塗装、8610F新旧塗装)と元 東急8000系8039F(初代塗装)、元 東京メトロ7000系。
2代目JALITA塗装を施した8613Fと、初代塗装の8610Fの並び。2代目JALITA塗装車は一部のドアを切抜き、かつてのジャカルタ名物のドア開放状態での走行、屋根にも溢れる乗客の姿を再現した(屋根上乗車やドアをみだりに開放することは2013年秋より厳しく処罰されるようになった為、現在は実物の世界では見ることができない)。
屋根上乗車する客は、インドネシア語で「Ataper」(アタッパー)と呼ばれる。
2代目JALITA塗装の8613Fと、PT.KAI標準塗装の8610Fの並び。
初代JALITA塗装を再現した8613F(前面含めデカールで再現)。
PT.KAI標準塗装の8610Fと、初代JALITA塗装の8613Fの並び。
元 東京メトロ7000系と離合する、2代目JALITA塗装の8613F。

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