KRL Commuter Line元 東葉高速鉄道1000形

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実車紹介 東葉高速線開業に備えて1995年に営団地下鉄(現:東京メトロ)から5000系の10両編成12本(120両)を購入し、うち10両編成10本(100両)を改造して登場した車両である。日本で引退後、2007年に1060F、1080F、1090Fの3編成30両がPT. KAI(PT. Kereta Api Indonesia)に譲渡された。8両編成で活躍している。導入当初は東葉高速鉄道時代の塗装のままで運行されていた。その後、幾度の塗装変更を経て、2016年よりKCJ標準色となっている。
当サイト内実車紹介ページ 「KRL Commuter Line−元 東葉高速鉄道1000形」
種車(改造元模型車両)
マイクロエース(MICROACE) A2983「東葉高速鉄道1000形 更新車 基本6両セット」・A2984「東葉高速鉄道1000形 更新車 増結4両セット」
製作数 8両編成2本(2011年・2016年製作)
加工箇所 ・塗装の変更(車体・床下機器)
・スカートの設置
・前面窓への投石除け金網の設置
・両先頭車への女性専用車(Kereta Khusus Wanita)ラッピング

■実車
東葉高速鉄道時代のカラーリングのままでKRL Commuter Lineで運行していた頃の1000形。2007年の運行開始時から2010年までこの姿で活躍した。日本時代の塗装のままKRL Commuter Lineで運行した実績があるのは当形式と元 東京都交通局6000形、元 JR東日本103系のみ。

Jakarta Kotaにて

■製作した模型
プラ板で自作のスカートを設置しただけという超お手軽改造。
地下鉄東西線関連の車両との並び。
車両を分解して、床下機器・台車枠・窓ガラスを実車に即した色に変更することとした(写真は分解完了し、塗装工程に入る前の様子)。
再改造後の姿。前面窓に金網を設置し、窓や床下機器も塗装したことで、より実車に近い印象となった。側面の号車番号デカールも追加した。
2016年には現行のKCJ標準色を追加で作成。まずは前面塗装を剥離。
前面の塗装。まずは黄色一色で塗装。
(隣は東急8000系。同時並行で改造を進めた)
続いて前面帯以外を赤(キャラクターレッド)で塗装した。
東急8000系と塗装の順番が逆(東急8000系が先に赤一色で塗装し、後に黄色帯を塗装)であるのは、車体の凹凸の違いによりマスキングテープ貼付箇所が異なるである。
前面塗装完了後(側面は未完了)。
車両を車体・床下機器・台車枠・車輪に分解し、塗装を行う。
塗装後。
側面帯貼付後(奥は貼付前の車両)。帯がこれまで製作した他の形式よりも細いため、貼付に苦労した。
側面を含め、改造後の姿。スカートや前面窓への金網の設置、自作の女性専用車(Kereta Khusus Wanita)デカールの貼付も行った。
編成を組成し、レイアウトを走行する。
製作した東葉高速鉄道1000形2種類(デビュー時仕様、現行仕様)の並び。
東京メトロ東西線出身組の並び。

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