ミャンマー国鉄元 松浦鉄道MR-200形・MR-300形

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松浦鉄道MR-200形・MR-300形は同鉄道の開業にあわせて1988年に製造された車両である。MR-201〜MR-205、MR-301、MR-302の7両(うち、MR-200形:5両、MR-300形:2両)が製造された。製造会社は新潟鐵工所で、同社標準の軽快気動車(NDC)。MR-300形はイベント対応車両である。車両寸法は長さ16,300mm×幅2,998mm×高さ4,045mm。最高速度は80km/h。車体は鋼製。

2007年に後継のMR-600形導入に伴い全車両が廃車となり、全車両がミャンマー国鉄に譲渡された。現地到着後、ステップ設置、車軸の改造、冷房装置の撤去、塗装の変更等の改造が施された。ミャンマー国鉄での車両番号は、MR-201が「RBE2544」、MR-202が「RBE2542」、MR-203が「RBE2545」、MR-204が「RBE2550」、MR-205が「RBE2551」、MR-301が「RBE2543」、MR-302が「RBE2546」。

2008年夏頃より営業運転を開始した。

RBE2545(元 MR-203)。当形式の前面窓は1枚ガラスだが、このMR-203の前面ガラスは2枚分割のものに交換されている(前位側のみ)。

Insein DRCにて
再塗装が施され、美しい外観のRBE2545。
前面には行先表示器が残存している。
RBE2546(元 MR-302)。イベント対応車両で、松浦鉄道時代にオールロングシートに改造されている。
Insein機関車工場(Insein Locomotive Workshop)にて検査・整備を受けるMR-200形(車両番号不明)。
MR-100形MR-124(現:RBE2555)と並ぶRBE2545。松浦鉄道の車両同士の並び。
Yangon工場(Yangon Repair Shop)で修繕中のRBE2543(元 MR-301)。同車は2015年1月〜3月にかけて、日本からの技術・部品・資金支援を受けて抜本的再整備が行われた。
RBE2543の車内の様子(修繕中)。
運転台周り。運転台は左側に配置されている。
運転台。
2015年3月に再整備が完了し、コンピューター大学支線(Yangon〜Computer University間)の運用に復帰したRBE2543。

Inseinにて
RBE2543の車両側面には「Supported by 日本財団」のステッカーが追加された。今回の再整備で、エンジン・ラジエータ・変速機は新品に交換されている。
日本・ミャンマー外交関係樹立60周年記念のステッカー。
外交関係樹立日は1954年12月1日。
RBE2543の車内の様子。座席がFRP製のものに交換された。
運転台の様子。
早朝5時15分にYangon(ヤンゴン中央駅)に到着したRBE2543+RBE2568(元 平成筑豊鉄道303)。折り返し、Computer University行きとなる。
機回し完了。
未明のPha Yar Lan駅に停車中の、Computer University行きのRBE2543+RBE2568。
警笛を鳴らしてInsein駅を発車する、Yangon(ヤンゴン中央駅)行きのRBE2543(元 松浦鉄道MR-301)+RBE2568(元 平成筑豊鉄道303)。
RBE2543は2015年に日本財団や車両・部品メーカーより技術・部品・資金支援を受けて抜本的再整備が行われ、その際に車両側面には日本財団のステッカーが追加された。

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未明の朝5時15分、雨が降る中Yangon駅構内で機回しするRBE2543(元 松浦鉄道MR-301)。

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機回ししたRBE2543(元 松浦鉄道MR-301)と、無動力扱いのRBE2568(元 平成筑豊鉄道303)との連結シーン。

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Pha Yar Lan駅を発車する、Computer University(コンピューター大学)行きのRBE2543(元 松浦鉄道MR-301)+RBE2568(元 平成筑豊鉄道303)。

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■日本時代の記録
MR-205(現:RBE2551)。伊万里駅にて2003年8月12日撮影。
MR-301(現:RBE2543)。本山駅にて2003年8月12日撮影。

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