空港鉄道 路線紹介

Tweet

空港鉄道(コンハンチョルト)はソウル駅(ソウルリョッ)〜仁川国際空港(インチョンクッチェコンハン)間10駅58.0kmを結ぶ路線である。うち、デジタルメディアシティ〜麻谷ナル(マゴンナル)間(麻谷鉄橋の前後)と桂陽(ケヤン)〜雲西(ウンソ)間は地上区間である。全区間複線(左側通行)で、架線集電方式による交流25,000V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。ワンマン・ATO運転を実施している。車両基地は龍遊(ヨンユ)基地事業所。プラットホームスクリーンドア(PSD)は開業時より全ての駅に設置されている。

2007年3月23日に金浦空港(キンポンコンハン)〜仁川国際空港 間、2010年12月29日にソウル駅〜金浦空港 間が開通した。

列車種別は「直通列車」(チットンヨルチャ)と「一般列車」(イルバンヨルチャ)の2種類があり、前者は途中ノンストップで、後者は各駅停車で運転される。車両も種別ごとに異なるものを使用しており(直通列車:2扉クロスシート車両、一般列車:4扉ロングシート車両)、運賃体系も異なる。

現在全列車が6両編成で運転されているが、各駅のホームは8両編成分の有効長があり、プラットホームスクリーンドアも8両分設置されている。

(路線図:管理人制作)

桂陽(ケヤン)駅付近を走行する、金浦空港行き一般列車。

黔岩〜桂陽にて
空港鉄道のソウル駅はKORAILのソウル駅と隣接している。
地下2階に位置する、都心空港ターミナルのチェックインカウンター。ここで航空機への搭乗手続きが出来、機内預け入れの荷物も預けることが出来る(荷物の受け取りは到着先の空港のターンテーブル)。
ソウルではCOEX(三成洞)の都心空港ターミナルに次いで2例目。
チェックインカウンターの隣に位置する、出国審査カウンター。ここで出国審査を受けると、仁川国際空港ではクルー用の専用ゲートを利用することができる。
ソウル駅の改札口。改札機はイタリアの会社と提携して現代精工が製造した。
地下7階に位置する、ソウル駅のホーム。2面3線で、それぞれ降車専用ホーム、一般列車用乗車ホーム、直通列車用ホームとして使用されている。
全駅ホームドア完備。
直通列車用のホーム。プラットホームスクリーンドア(PSD)のドアは、1000系にあわせて各車両2扉分のみ設置。
デジタルメディアシティ駅。駅はKORAILの水色車両事業所に隣接している。京義線・地下鉄6号線と乗換えが可能。
漢江に架かる、全長2,393m(うち漢江横断部は1,090m)の麻谷鉄橋を渡る2000系。奥には一山新都市が見える。

デジタルメディアシティ〜金浦空港にて
麻谷鉄橋の南側で再度地下に潜る、仁川国際空港行きの列車。

デジタルメディアシティ〜金浦空港にて
金浦空港駅の駅舎はソウル地下鉄9号線と共用になっている。ホームは方向別の2層式で、地下鉄9号線と対面乗換えができる。
桂陽駅付近では仁川地下鉄1号線の線路と並行する。写真奥が桂陽駅。

桂陽〜黔岩にて
早朝・22時以降を除いて、一般列車は2本に1本がソウル駅〜黔岩(コマム)間の区間運転を行っている。黔岩駅の留置線で折り返す、ソウル駅行きの区間列車。
黔岩(コマム)〜雲西間では、全長4.4kmの永宗大橋(ヨンジョンテギョ)を走行する。この橋は上下2層構造となっており、上層には高速道路(仁川国際空港高速道路)、下層には中央部に空港鉄道が、その両側に高速道路が通っている。
永宗島(ヨンジョンド)内を走行する一般列車。

黔岩〜雲西にて
地下トンネルを抜けて雲西(ウンソ)駅に入線する金浦空港行き一般列車。雲西駅の西側〜空港貨物庁舎(コンハンファムルチョンサ)駅〜仁川国際空港駅〜龍遊車両事業所間は地下区間である。
仁川国際空港駅のホーム。地下4階に位置し、ホーム両端の屋根は総ガラス張り。1面2線で、南側(写真右側)には第2空港鉄道のホームのスペース(1面2線)が既に確保されている)。駅構内の架線は剛体架線で、そのため架線柱の間隔がカテナリー吊架式よりも短い。
仁川国際空港駅に停車中の金浦空港行き列車(写真は開業前の試運転時のもの)。
仁川国際空港駅前からは空港の旅客ターミナルの地下1階まで電動カートによる無料送迎サービスを行っている。電動カートは4人乗りで、老弱者・障害者・妊産婦・荷物の多い客が優先的に利用できる。運行時間は7時〜21時で年中無休。
電動カートの車両はヤマハ発動機製で、ハンドルには日本語の説明書が貼られている。
全長2,393mの麻谷鉄橋で離合する一般列車。
麻谷鉄橋を渡る、仁川国際空港行きの一般列車。
空港鉄道のソウル駅プラットホームスクリーンドア(PSD)閉時の様子。
デジタルメディアシティ駅到着時の、韓英中日の4ヶ国語放送・LED表示。
黔岩駅到着時の、韓英中日の4ヶ国語LED表示。
放送は、途中で運転士が肉声放送を始めたため、4ヶ国に対応しているか確認できず。
金浦空港駅到着時のLED表示。ソフトを改修した際に、誤って「5号線」の「5」の字が抜けてしまってたようだ。
空港鉄道の直通列車での、韓英中日の4ヶ国語放送・LED表示による、ソウル駅発車後の案内。
デジタルメディアシティ駅の北側の地上区間から、麻谷鉄橋上までの車窓。
空港鉄道の直通列車での、韓英中日の4ヶ国語放送・LED表示による、仁川国際空港駅到着時の案内。

空港鉄道2000系走行音(仁川国際空港→空港貨物庁舎)IGBT-VVVF制御で、制御装置はROTEM製。
Tc-M-M-T-M-Tc(3M3T)の6両編成。
ドアエンジンは電気スクリュー軸駆動式。自動放送は韓国語・英語・中国語(北京語)・日本語の順の4ヶ国語で放送される。
空港鉄道2000系走行音(空港貨物庁舎→雲西)
空港鉄道2000系走行音(仁川国際空港→空港貨物庁舎)上区間の新自動放送。放送文が全言語ともに若干変更されている。日本語関係ではキャッチコピー(「世界に出会う一番の近道」)の放送省略、列車種別・停車駅案内の追加、言い回しの変更(黔岩駅の発音(「コマム」→「コンアン」)、「次は」→「この駅は」)等である。
空港鉄道2000系走行音(空港貨物庁舎→雲西)
空港鉄道2000系走行音(空港貨物庁舎→仁川国際空港)
空港鉄道2000系走行音(ソウル駅→弘大入口)第2期開業区間の走行音。自動放送は再度全区間で更新され、言い回しは開業当初のものに戻された(「この駅は」→「次は」、黔岩駅の発音(「コンアン」→「コマム」))
空港鉄道2000系走行音(弘大入口→デジタルメディアシティ)
空港鉄道2000系走行音(弘大入口→ソウル駅)
車内自動放送(金浦空港駅到着案内)全駅の到着時自動放送(雲西、空港貨物庁舎、仁川国際空港の各駅の到着案内は上記走行音を参照)。全駅で韓・英・中・日での4ヶ国語放送を行う。(※金浦空港駅のものは旧自動放送で、その他は新自動放送のデータ)
放送の前には4点式チャイムが鳴る。
車内自動放送(桂陽駅到着案内)
車内自動放送(黔岩駅到着案内)
接近チャイム+接近放送(金浦空港行き)接近放送は韓国語と英語。

「空港鉄道」トップに戻る

Tweet