元 東京メトロ5000系内装

車内全景。5000系は製造時期や更新内容の違いにより化粧板の色(クリーム・アイボリー)や戸袋窓の有無、側扉の化粧板の有無等で内装にバリエーションがあるが、いずれも東京メトロ時代とほとんど変化はない。広告の数は非常に少なく、すっきりした印象を受ける。すべての窓には投石によるガラス飛散防止フィルムが貼られている。

上写真:5251号車;1966年川崎車輌製
中写真:5632号車;1966年川崎車輌製
下写真:5359号車;1979年川崎重工製
側扉。東京メトロ時代のドアステッカーは剥がされ、代わりにKRL JABODETABEK独自デザインのものが貼付されている。
扇風機。東京メトロ時代のままである。
車内の号車銘板・製造所銘板。
車内表記類は基本的に東京メトロ時代のままで残っているが、67Fのみはインドネシア語表記のものへの交換が完了している(下写真)。
また、座席付近の壁には他の譲渡車両と同様に座席番号表示のプレートが追加されている。
車端部の優先席付近。貫通路の上には号車表記が追記されている。
優先席の表示はKRL JABODETABEK独自のデザインのものに変更されている。座席のモケットは変更なし。
乗務員室仕切り部。窓は基本的に黒色のフィルムが貼付されているため、前面展望は不可能。
乗務員室内の様子。一部機器が新設された他は基本的に東京メトロ時代のままである。
ブレーキハンドルを入れると自動的にATS-Pの表示灯電源が入る。ATSすら未設置のKRL JABODETABEKにおいて役目を果たすことはない。
また、その上には指差歓呼推進のステッカーが追加されている。
始発駅停車中にひっきりなしに行き交う物売りや物乞い、バンド。
東京メトロ時代との車内の最大の相違点は「乗客」かもしれない。
1駅間の車内の様子。環状線を快走する。線路の両側はスラムになっている。
2駅間の車内の様子。車内は日本時代と変わっていないが、自転車を持ち込む乗客やドアの両側開放(列車が駅に停車すると、ホーム中央にある構内踏切を塞いでしまうため)など、日本では見られなかった光景も広がる。
高速運転をするが、保線の状態はよくないため、走行中の車内は非常に揺れる。
Serpong〜Cisauk間の、Cisadane川に架かる橋梁を渡る。隣には、複線用の新橋梁の建設が進んでいる。
車窓からは複線化の準備が進んでいるのが確認できる。
Cicayur駅に停車した5000系66F。ドアから見た駅の様子。

元 東京メトロ5000系走行音(Cikini→Gondangdia)中央線でエコノミーAC運用に就く5000系59Fで収録。
界磁添加励磁制御(譲渡前と変化なし)。
CT-M1-M2-M1-MC2-TC-M1-CM2(6M2T)の8両編成(10両→8両化時に発生した余剰の2両は休車扱い)。
当録音時には珍しく車掌が次駅案内放送を行っている(大半は放送なし)。
元 東京メトロ5000系走行音(Juanda→Sawah Besar)
元 東京メトロ5000系走行音(Sawah Besar→Mangga Besar)
元 東京メトロ5000系走行音(Mangga Besar→Jayakarta)
元 東京メトロ5000系走行音(Juanda→Jakarta Kota)中央線でエクスプレス運用に就く5000系59Fで収録。
東西線時代の快速運用時とそん色ない高速運用を行っている。
元 東京メトロ5000系走行音(Pondok Ranji→Sudimara)セルポン線でエクスプレス運用に就く5000系66Fで収録。
元 東京メトロ5000系走行音(Sudimara→Rawabuntu)
元 東京メトロ5000系走行音(Rawabuntu→Serpong)
元 東京メトロ5000系走行音(Palmerah→Tanah Abang)
元 東京メトロ5000系走行音(Gang Sentiong→Kramat)環状線・ブカシ線でエコノミーAC運用に就く5000系67Fで収録。
元 東京メトロ5000系走行音(Kramat→Pondok Jati)
元 東京メトロ5000系走行音(Rajawali→Kemayoran)
元 東京メトロ5000系走行音(Klender→Buaran)
元 東京メトロ5000系走行音(Buaran→Klender Baru)

「元 東京メトロ5000系」に戻る