元 JR東日本203系往年の記録

■JR東日本時代
新松戸駅に入線する、JR東日本時代のマト69編成。
当編成は、203系の最終製造編成である。1986年東急車輛製で、2011年8月にJR東日本から除籍された。同年8月17日に松戸車両センターから新潟貨物ターミナルへ配給輸送された。

■インドネシアへ向けて
船積みのため、新潟東港に留置されたマト51・52・66の3編成30両。
以下、2011年6月25日撮影。
横1列に並べられたマト51編成(クハ203-1を除く9両)とマト66編成(全10両)。電車が横並びで留置されることは非常に稀である。まるで鉄道模型のようだ。
マト52編成10両+クハ203-1の11両も横並びで留置。
クハ203-1。新潟港を示す「N」と書かれた紙が助士席側の前面窓に掲出されている。
クハ202-1。
クハ203-2。
なお、すべての車両のドアには、雨漏りを防ぐためガムテープが貼られていた。
クハ202-106。
縦で並ぶクハ202-106(手前)とクハ203-1(奥)。
同様に、縦で並ぶクハ202-1(手前)とクハ203-2(奥)。
特徴的なマト51編成の車両番号表記(アルミ製プレートの上に文字が刻まれており、文字の色はエメラルドグリーン)。
各車両の窓に貼付されたShipping Mark(荷印)。行先欄には「PT. KAI COMMUTER JABODETABEK」の文字が確認できる。
船積み前に、各車両の窓には号車番号と車両の前後を示す紙が貼られた。写真はモハ203-1で、数字2桁が号車番号(マト66編成が1〜10号車、マト51編成が11〜20号車、マト52編成が21〜30号車とされた)、アルファベットが車両の前位(F=Front)・後位(R=Rear)を示す。
台車は木材で固定されており、フランジ保護の木材も設置されている。
上写真:0番台(モハ203-1)の台車(DT46A形)。
下写真:100番台(クハ202-106)の台車(TR235A形)。
妻面。
妻面の銘板は全車両すべて撤去されていた。

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