元 東葉高速鉄道1000形内装

車内全景。東葉高速鉄道時代とほとんど変化はない。広告の数は非常に少なくなり、中吊り広告も日本より小さいため、すっきりした印象を受ける。すべての窓には投石によるガラス飛散防止フィルムが貼られている。
現在、1060Fのみ原型を留めている。
側扉周辺。鴨居部の広告は自社広告が多い。
車端部の優先席付近。貫通路の上には号車表記が追記されている。
優先席の表示は東葉高速鉄道時代のものに加えて、KRL JABODETABEK独自のデザインのものが追加されている。
2011年に全編成のすべてのモケットが張り替えられて、イメージが一新された。一般席は青で無地。
車端部の優先席は赤のモケットとなっている。
1060Fは女性専用車運用開始後に全般検査を受け、両先頭車のモケットが赤色(優先席は青色)となった。

側扉の注意表記。当初は東葉高速鉄道時代のものが残存し、インドネシア語の表記のものが追加されていた(現在は全編成撤去済み)。
側窓の注意表記。
車窓から見える高い塔は江戸川清掃工場の煙突・・・ではなく、独立記念塔「モナス」。走り慣れた東京メトロ東西線から見えた風景は約5,800kmも離れた存在となった。
扇風機。東葉高速鉄道の社紋も残っている。
車内の表記類は基本的に日本語のまま残っている。また、座席付近の壁には他の譲渡車両と同様に座席番号表示(写真下)のプレートが追加されている(全車自由席で運行されるため、あまり意味を成していない)。
乗務員室仕切り部。窓は基本的に黒色のフィルムが貼付されているため、前面展望は不可能。
車端部の銘板。
1060Fの一部の車両は、日本の広告が貼付されたままとなっていた。
運転台。乗務員扉付近に一部機器が新設されている。
助手席側の機器箱の上にも一部機器が新設されている。また、本来の行先表示機は使用しておらず、代わりに行先表示板を前面窓に掲げる。
投石避けの金網が設置された前面窓。視界はあまり良くないが、沿線の子供から頻繁に投石されるため、致し方ない措置である。なお、窓ガラスは割れても大破するまでは交換しない。
貫通扉上部の行先表示機関連の機器。
1080Fと1090Fの乗務員室は、全検時に白色に塗られた。ただ、車内の日本語表記のプレートは塗りつぶされることなく、そのままの状態で残っている。
2011年7月改正で消滅した、かつての中央線内急行列車の車窓・車内の様子。高架を行く列車からジャカルタの町並みを望む。
時速100km/h近くの高速運転を行う、ボゴール線の急行運用に就く1080Fからの車窓。東西線快速時代と同様に窓をパタパタ鳴らしながら走っている。
Bogor線を高速運転する1080F。Tanjung Barat駅でEkonomi運用のHOLEC(KL3-94〜2001型)と離合。
Depok Baru駅に到着〜発車する、元東葉高速鉄道1000形1080F の車窓・車内の様子。珍しく車掌が肉声放送を行っている。

元 東葉1000形走行音(Cikini→Gondangdia)エコノミーAC運用に就く1000形1060Fで収録。
界磁添加励磁制御(譲渡前と変更なし)。
CT-M1-M2-M1-MC2-TC-M1-CM2(6M2T)の8両編成(10両→8両化時に発生した余剰の2両は休車扱い)。
当録音時には珍しく車掌が次駅案内放送を行っている(大半は放送なし)。
元 東葉1000形走行音(Juanda→Sawah Besar)
元 東葉1000形走行音(Sawah Besar→Mangga Besar)
元 東葉1000形走行音(Mangga Besar→Jayakarta)
元 東葉1000形走行音(Mangga Besar→Sawah Besar)エコノミーAC運用に就く1000形1090Fで収録。
元 東葉1000形走行音(Tebet→Cawang)
元 東葉1000形走行音(Cawang→Duren Kalibata)

「元 東葉高速鉄道1000形」に戻る