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2013年より順次導入されているSerie 200。中国北車製で、現地では「CNR」(中国北車の英語名)、もしくは電装品メーカーと併せて「CNR-SATCO」、また車両導入にあたっての幹事会社の名と併せて「CNR-CITIC」とも呼ばれている。 Caraboboにて | |
Serie 200の先頭車側面。車体はビードレスの軽量ステンレス製。 | |
VVVF制御装置はAlstom製である。主要電装品はSATCO(上海アルストム交通設備有限公司)とAlstomのものが使用されている。 | |
パンタグラフは中国北車のグループ企業である北京賽徳高科鉄道電気科技有限責任公司(賽徳高科)製で、下枠部に社名が書かれている。 | |
Serie 200の車内の様子。4扉車で、扉間は6人掛け。LED式車内案内表示器が各車両に2箇所(計4台)ずつ枕木方向に設置されている。ブエノスアイレス地下鉄初の新製冷房車である。 | |
ドア上には千鳥配置でマップ式案内表示機が設置され、既に走行した区間を赤色、これから走行する区間を緑色のLEDで表示する。片方面しかホームがないPasco駅とAlberti駅にも対応しており、停車しない駅は点灯しない。 | |
貫通路。貫通路の上には防犯カメラが設置されている。 | |
車端部には、車両メーカーの中国北車(同グループ傘下の長春軌道客車)と、幹事会社である中信建設(CITIC)のステッカーが貼られている。 | |
2号車と3号車の連結面には簡易運転台が設けられており、前照灯・尾灯も設置されている。貫通幌は接続されているが、非常時を除いて2・3号車の間は通り抜けできない。 | |
2・3号車間の連結面。この部分のみ貫通扉が設置されており、通常は閉鎖されている。 | |
Fiat Diesel Materfer及びFabricaciones Militares製の車両。現地での呼称は「Fiat-Materfer」。電機子チョッパ制御で、制御装置はAEGもしくはSiemens製。 Caraboboにて | |
中間に封印された元先頭車。 | |
Fiat-Materferの車内の様子。4扉車で、扉間にはFRP製の5人掛け席が設置されている。全ての車端部の貫通路は非常時を除き通り抜け不可(貫通幌はなく、扉も施錠されている)であり、各車両間の移動はできない。 | |
車端部のFiat Diesel Materferの製造所銘板。 | |
Siemens O&K(Siemens-Schuckert Orenstein & Koppel)製車両。1934年製の吊り掛け駆動車で、車体は更新されている。 Caraboboにて | |
A線の保安装置はATSで、打子式ATSを使用している。先頭車の屋根上には打子式ATSの非常ブレーキ弁が設置されており、車両が誤って赤信号を通過した際は信号機から伸びたアームが屋根上の非常ブレーキ弁を叩いて停車させる。A線を視察したうえで開業した東京の地下鉄銀座線では、この打子式ATSのシステムを参考にしたと思われる(銀座線等で採用されていた日本の打子式ATSでは軌道脇に打子を設置)。 | |
A線の起点駅であるPlaza de Mayo(プラーサ・デ・マージョ)。1面2線で、ホームは頭端式。 | |
Plaza de Mayo駅の北側ホームの途中からは、D線への短絡線が分岐している。Catedral行きのD線の列車はホームから見える位置で停車し、折り返してゆく。なお、短絡線への分岐は短絡線側から来た列車がホームと接触しないよう、数メートルだけ分岐器付近がガントレットになっている。 また、分岐器と車止めの距離が短いため、この短絡線を通過できるのは3両が限界である(そのため、ここを通ってPolvorín工場へ出入場するC・D・E線の車両は3両以下で分割できるようになっている)。 | |
駅名の由来であるPlaza de Mayo(5月広場)。ブエノスアイレスの中心の広場。奥は大統領府。 | |
Plaza de Mayoの出入口。開削工法で作られ、ホームの深さは非常に浅い。建設工事の際の広場への影響を考慮して、駅は広場の南端に建設された。 | |
C線との乗換駅であるLima駅。こちらも開削工法で建設された。初期に開通した駅のホームの鉄柱は装飾が施されている。 | |
Lima駅に停車中の、Plaza de Mayo行きのSerie 200。 | |
Plaza de Mayo行きのホームのみ設けられているPasco駅。Pasco駅とAlberti駅の両駅は片方面にしかホームが設けられていない。 | |
Pasco駅のホーム端から見たAlberti駅。別駅扱いであるが、100m程しか離れていない。 | |
San Pedrito行きのホームのみ設けられているAlberti駅。 | |
Alberti駅の駅名標。 | |
Alberti駅を通過する、Plaza de Mayo行きの列車。 | |
Plaza Miserere駅は3面5線の構造であるが、現在は両端の2線しか使用されていない。5線のうち3線がA線用、中央の2線はSarmiento線用のもので、同線用の広軌の軌道や第三軌条が敷設されている(Once駅の西側でSarmiento線の本線と合流する)。現在、Sarminento線の列車が当駅に乗り入れる定期運用はない。 | |
Plaza Miserere駅に到着した、San Pedrito行きのSerie 200。 | |
2008年に開通したCarabobo駅に停車中のFiat-Materfer。ブエノスアイレス地下鉄の営業列車はすべて車掌が乗務している。A・B・C・D線の車両は乗務員扉があるため、そこからドア開閉・安全確認を行う。 | |
コンプレッサーの作動音と電機子チョッパ制御特有の音と共にCarabobo駅を発車するFiat Materfer。 Full HD Video |
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2駅間の車内の様子。加速時には典型的な電機子チョッパ制御の音がする。非冷房車であり、窓を開けて走行する。 Full HD Video |
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2008年に開業したCarabobo駅に入線〜発車する、San Pedrito行きのSerie 200。 Full HD Video |
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2駅間の車内の様子。車内の造りやドアチャイムは中国北車(現:中国中車)製の中国内向けの地下鉄の車両に類似している。IGBT-VVVF制御で、制御装置はAlstom製。 Full HD Video |
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2駅間の車内の様子。1駅目のAlberti駅入線の直前にPasco駅を通過する。2駅目のPlaza MiserereはH線との乗換駅であり、自動放送では次駅案内に続いて乗換案内も流れる。 Full HD Video |
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Alberti駅はSan Pedrito方面行きのホームしかなく、反対方面の列車はすべて通過する。数百m先の隣のPasco駅は逆にPlaza de Mayo方面行きのホームしかない。 Full HD Video |
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San Pedrito方面行きのホームしか存在しないAlberti駅に発着する Fiat Materfer。 Full HD Video |
A線の駅の出入口 円形の「Subte」マークの色は、ラインカラーに合わせてある。 Plaza Miserereにて |