ロカ線 Constitución - Ezeiza
Constitución - Ezeiza (Línea General Roca) / Constitución - Ezeiza (Roca Line)


Tweet

Roca(ロカ)線Constitución - Ezeiza系統は、Plaza Constitución(プラーサ・コンスティトゥシオン)〜Ezeiza(エセイサ)間15駅32.4kmを結ぶ運転系統である。うち、Plaza Constitución〜Temperley(テンペレイ)間がConstitución - Mar del Plata支線、Temperley〜Ezeiza間がTemperley - Cañuelas支線に属する。全区間地上、全区間複線(左側通行)(Plaza Constitución〜Temperley(テンペレイ)間は複々線)で、架線集電方式による交流25,000V(50Hz)電化。軌間は1,676mm(広軌)。車両基地はLlavallol駅付近にある。

イギリス資本の鉄道会社であるFerrocarril del Sud(英語:Buenos Aires Great Southern Railway)によって建設され、1865年8月14日にPlaza Constitución〜Temperley間、1890年3月12日にTemperley〜Ezeiza(〜Cañuelas)間が開業した。また、1985年11月9日にPlaza Constitución〜Ezeizaの全区間が電化開業した。

列車は終日7両編成または8両編成で運転される。車両は別ページにて紹介する。こちらをご覧ください。

(路線図:管理人制作)

Roca線の起点であるPlaza Constitución駅に停車中の列車。1番線から16番線まであり、そのうち1番線〜8番線に近郊電車が発着する。
Plaza Constitución駅に並ぶToshiba電車。
Plaza Constitución〜Temperley(テンペレイ)間の複々線区間を行く、Ezeiza行きの列車。この区間は Constitución - A.Korn系統と線路を共有しており、両系統の列車は概ね交互に運行される。

Remedios de Escaladaにて
Banfield駅に入線するEzeiza行き列車。
Banfield駅に入線するPlaza Constitución行き列車。
Lomas de Zamora駅に入線するPlaza Constitución行き列車。
Temperley駅のホーム。5面9線で、当駅でAlejandro Korn方面・Claypole方面・Haedo方面へ路線が分岐している。ホームは地平にあり、各ホームは跨線橋で結ばれている。
Temperley駅に入線するPlaza Constitución行き列車。駅の南側には留置線がある。
Temperley駅の駅舎。
Temperley駅の切符売り場。
タッチパネル式情報端末とインフォメーションセンター。
Temperley駅のコンコース。
コンコースのLED式発車番線・発車時刻・停車駅案内装置。
ホームのLED式案内装置。
コンコースにはパンチョ(アルゼンチンのホットドッグ)、ハンバーガー、チョリパン(フランスパンにチョリソーを挟んだもの)のキオスクがあり、その場で調理してくれる。
調理中のチョリパンと完成品。
Temperley駅の留置線に止まっている、営業運転投入前のCSR。
TemperleyからEzeiza寄りは複線である。Turdera付近の掘割の中を進む。

Turderaにて
Turdera駅。2面2線で、ホームと駅舎は掘割の中にある。
Llavallol駅に入線するPlaza Constitución行き列車。
Llavallol駅付近にはRoca線の電車を管轄する最大の車両基地がある。
車両基地に並ぶToshibaとCSR。
車両基地の外観。
車両基地の片隅にひっそりと留置されている、元ポルトガル国鉄の2000型(UTE2000)。Constitución - Claypole系統用の車両として、UGOFEは2007年にポルトガル国鉄のSintra(シントラ)線で運行されていた2000型(1956年〜1957年製)・2050型(1962年製)・2080型(1966年製)を20両購入した。しかし2010年には早くも全車両が運用を離脱してしまった。
Luis Guillón駅に入線する、Plaza Constitución行きの列車。
Luis Guillón駅のホームと列車。
El Jagüel駅に入線する、新旧塗装(4代目塗装・5代目塗装)編成併結の列車。
終点のEzeiza(エセイサ)駅。3面4線の地平駅。当駅でCañuelas方面への客車列車に乗り換えることが出来る。
Ezeiza駅の駅舎。
架線の可動ブラケットとビーム。日本の技術で電化したため、形状が日本のものと似ている。
広軌(1,676mm)の軌道。
掘割の中を走行し、Turdera駅に入線するToshiba電車。

Full HD Video
Luis Guillón駅に到着する、Roca線Toshibaの5代目塗装車。自転車を持ち込むことが出来る。

Full HD Video
El Jagüel駅に到着するEzeiza行きの列車。

Full HD Video
単機でEzeiza方面へと走り去っていくEMD GT22ディーゼル機関車。

Full HD Video

「ロカ線」に戻る

Tweet