05系06F・13F 3〜9号車解体

2011年7月に営業運転から離脱し、深川検車区行徳分室に1年以上10両編成のまま留置されていた05系06F・13Fであるが、2012年9月25日より06Fの3号車〜9号車(05-306〜05-906)が順次解体された。また、その後13Fも同様に3号車〜9号車(05-313〜05-913)が順次解体された。解体は2012年11月2日までに完了した。

※写真は深川検車区行徳分室にて、すべて敷地外から撮影。


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長期間の留置の末、ついに解体処分となった05系06F・13Fの3号車〜9号車。解体作業中の05-713、05-813、05-913の3両。

以下、2012年10月28日に撮影
内装や部品等の撤去が行われる05-713、05-813、05-913の3両。中間の05-813から撤去作業が開始された。
冷房装置、パンタグラフ、内装一式、ドア、窓ガラスがすべて撤去され、がらんどうとなった05-813。当車両は1991年6月竣工(川崎重工業製)で、竣工から21年で廃車となった。
05-813の内部。内装は床敷物を除いてすべて撤去されている。外板の東京メトロのロゴプレートが外されて、隠されていた営団地下鉄のSマークプレートが露出している。なお、解体直前にはSマークプレートも撤去された。
05-813の車端部。貫通扉・号車番号プレート・転落防止幌等もすべて撤去されている。
05-813のチョッパ制御装置。装置の中身は「回収済」との表記がされている。
05-813の車端部・パンタグラフ周り。パンタグラフ本体は撤去され、配線も切断されている。
撮影時点では冷房装置のカバー・東京メトロロゴプレート・方向幕の撤去のみが行われた05-913。
冷房装置のカバーと内装の一部、東京メトロのロゴプレート、方向幕が撤去された05-713。
05-713の営団地下鉄Sマークプレート。8年半封印されていた懐かしのプレートを、最期にもう一度見ることができた。
方向幕は行先表示機ごと撤去されている。
側面のカバーが撤去された冷房装置。
上記写真の一週間後の姿(2012年11月3日撮影)。
解体が完了し、変わり果てた無残な姿での再会となった。
細かく刻まれ、積み重ねられた05-713、05-813、05-913と思われる車体。
車側灯は撤去されずに、そのまま解体された。ガラスが割れて、中のLED端子が見えている。また、戸袋部のゴムパッキンも確認できる。
解体作業開始前の05系06F。深川検車区行徳分室のスペースの都合か、05-106〜05-406の4両と、05-506〜05-006の6両に分割されて留置されていた(前者は無架線区間(解体線)に留置)。写真は05-006以下6両。

以下、2011年11月27日に撮影
解体作業開始前の05系13F。こちらは10両編成のままで留置されていた。時折、通電や検車区内走行を行い、機能維持が行われていた。
上から見た05系13F。右奥には05系06Fの05-106〜05-406の4両の姿も見える。

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