バンコクMRTパープルライン車両陸送記録

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バンコクMRTパープルラインの車両は、全63両(3両編成21本)が総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所にて製造され、2015年8月16日から2016年1月13日にかけて順次横浜港大黒埠頭まで陸送された。そこから海路にてタイのレムチャバン港まで輸送されている。

タイの都市鉄道向け車両が日本国内を走ることは史上初のことであった。パープルラインの総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所から横浜港大黒埠頭までの陸送の様子を振り返る。

※写真はすべて敷地外から撮影

関連ページ:「バンコクMRT パープルライン」

総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所を出発するパープルライン1030号車(第15編成)。
京急の線路脇の道路を走行する。
姿を現したパープルライン車両。連結器や貫通路周りを除いてカバーはされておらず、外観をじっくり観察することが出来た。車体は長さ22,140mm×幅3,160mmで、日本の通勤形車両よりも一回り大きい。
続けて出場した1029号車と共に、点検のため停車。
真正面から眺める。
幅広の貫通路。
床下には東芝製のVVVFインバーター制御装置が設置されている。
前面窓には車両番号と編成の向きが記された紙が掲示されている。
編成番号表記(PLはPurple Lineの略と思われる)。
側面に掲示されたパープルラインの製造通番(01〜63)と、パープルライン車両基地搬入時の車両の向きを記した紙。
金沢検車区に留置されている京急1500形とパープルラインとの邂逅。
京急の金沢文庫第2踏切を渡るパープルライン。匠のハンドルさばきで90度左折しながら踏切を通過。
姫ノ島公園前交差点を大きく左折して国道16号へと入る。交通を止め、反対車線まで車体をはみ出して大周りで左折する。
交通量が多い国道16号線(横須賀街道)を北上する。
金沢警察署の前で2度目の点検のための停車。
国道357号線に出て本牧ふ頭方面へ。

(※下写真:助手席より撮影)
煌びやかな大黒ジャンクションをバックに行く。
大黒埠頭を行く。ゴールは目前。
翌朝。大黒埠頭に路線バスで向かうと、バス停前に多くのパープルラインの車両が集結しているのを発見。
昨夜運ばれた1029号車と1030号車、そしてその後運ばれた3015号車も待機していた。
妻面のJ-TRECの製造銘板。
パープルラインの台車。動力台車がTS-1039台車、付随台車がTS-1040台車を名乗っている。空気ばね式ボルスタレス台車で、軸距は2,100mm、車輪径は860mm。
キャリパー式車輪ディスクブレーキを採用しており、ディスクは中央締結方式である。
台車入れの準備のため、1030号車が移動を開始。
台車を専用の治具の上に設置した後、車体のつり上げを開始。
車体を横にスライドさせ、台車の上で慎重に下ろしてゆく。
続けて1029号車も台車入れのために移動を開始。この後、3015号車を含め3両の台車入れが完了した。
先に大黒埠頭に到着し、船積みの時を待つ1025号車ほか9両。
第15編成(1029-3015-1030)の陸送を日本で見送って9ヶ月後。2016年9月、パープルラインで営業運転に就く第15編成と現地で偶然再会できた。

スーンラチャカージャワッ・ノンタブリー〜クラスンサー・タラナスにて
サパーンプラナンクラオ駅に入線する第15編成。
1029号車。
3015号車。
1030号車。

関連ページ:「バンコクMRT パープルライン」

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