MRT Jakarta (MRTJ) 車両輸送の記録

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MRT Jakartaの車両は第1編成・第2編成が2018年2月から同年4月にかけて日本車両豊川製作所からジャカルタ(Lebak Bulus基地)まで輸送されたのに続き、第3〜16編成も2018年6月から同年12月にかけて順次豊川からジャカルタまで輸送された。第3〜16編成の日本国内での輸送の様子をここに記録する(第1編成・第2編成の輸送は下記関連ページをご参照ください)。

なお、輸送経路は日本車両豊川製作所〜豊橋港〜ジャカルタ・Tanjung Priok港〜Lebak Bulus基地で、日本車両豊川製作所〜豊橋港及びTanjung Priok港〜Lebak Bulus基地 間はトレーラーによる輸送(陸送)であった。

※豊橋港はすべて港湾施設敷地外より撮影

関連ページ:「MRTJ(MRT Jakarta)第1・2編成−日本車両出場」「MRTJ(MRT Jakarta)第1・2編成−豊橋港船積み」

■第3編成
豊川市総合体育館前の交差点を通過する第3編成K1 1 18 13。
深夜の愛知県道400号(豊橋豊川線)を豊橋方面へ向かう。
飯田線の線路をアンダーパス。
オレンジ色の街灯の下、小坂井バイパスを行く。
小坂井バイパス区間は道路が狭いため、車両がバイパス区間を抜けるまで後導車が入口をブロックする。
■第4編成
隊列を組んで進む第4編成K1 1 18 19。
城下交差点を通過。誘導員の方々が誘導棒を掲げて交通を遮断する。
宮下交差点を通過。国道151号線から国道247号線へと入る。
豊川橋北交差点を通過し、豊橋バイパスへと消えて行く。
■第6編成
日本車両豊川製作所を出発する第6編成K1 1 18 36。直前まで降っていた雨で路面が反射し、幻想的な風景の中を行く。
豊川市牛久保町を行く。濡れた路面のおかげで道が普段よりも明るい。
オレンジ色に輝く車体。
豊川橋北交差点で左折待機中。
神野新田交差点に差し掛かる。交差点には誘導員がスタンバイ。
豊橋港に差し掛かる。ゴールは目前。
■第7編成
小坂井バイパスを行く第7編成K1 1 18 37。
誘導員が見守る中、神野新田交差点を右折する。
■第8編成
日本車両豊川製作所を出発する第8編成K1 1 18 48。通常は後ろ向きで輸送される先頭車が、この日に限り前向きで運ばれるという、思わぬサプライズがあった。
いつもとは逆向きで運ばれる先頭車。この日しか撮れない姿を各所で見せてくれた。
名鉄豊川線の諏訪町駅前の踏切(諏訪町2号踏切)に差し掛かる。
豊川市街を後に愛知県道400号(豊橋豊川線)を南下。
城下交差点を通過。トレーラーヘッドと先頭の向きが揃っているのは新鮮に映る。
小坂井バイパスを通過。
歩道橋から俯瞰する。
翌朝、K1 1 18 48をトレーラーから降ろす復元作業が進められた。
暫しの空中散歩?クレーン2台で車両を吊り上げる。
■第9編成
アジサイの咲く頃に。第9編成K1 1 18 49。
神野新田交差点を抜け、一路豊橋港へ。
■第10編成
今宵もまた豊川を旅立つ。第10編成K1 1 18 55。
城下交差点を右折する。
宮下交差点で信号待ち。
愛知県道393号(豊橋港線)を行く。
第10編成K1 1 18 56の豊橋港での復元作業。
■第7〜10編成 豊橋港留置
第7〜10編成の4編成24両が一列に並び、豊橋港にて出発の時を待つ。
第9編成のK1 1 18 54(左)と第8編成のK1 1 18 48(右)の並び。
沈む夕日がMRTJ車両を照らす。
■第7〜10編成 豊橋港船積み
吊り上げられる第10編成K1 1 18 60。
トレーラーがバックし、荷台に積載される。
輸送船「SE POTENTIA」の下へと向かう。
本船側のクレーンで吊り上げ開始。
クレーンで吊られ、船倉へと向かう。Selamat Jalan。
同じく日本車両製で、アメリカ・SMART(Sonoma-Marin Area Rail Transit)向けディーゼルカーも同じく豊橋港に留置されていた(写真右手前)。旅立つMRTJ車両(写真左奥)と今生の別れ。
■第11編成
今夜も豊川から豊橋へのショートトリップが始まる。第11編成K1 1 18 66。
名鉄豊川線の諏訪町駅前の踏切(諏訪町2号踏切)を通過する。
豊橋バイパスの豊川橋を渡る。
神野新田町を行く。
街灯に照らされ、豊橋港を行く。
ゴールに無事到着。豊橋港のゲートを通過する。
■第15編成
雨露に濡れた前面は、いつもとはまた違う表情を見せてくれる。第15編成K1 1 18 90。
路面が反射する愛知県道400号(豊橋豊川線)を行く。
前芝ICから豊橋バイパスに入る。
■第16編成
半年の間に怒涛の勢いで行われたMRTJ車両の陸送もいよいよ終盤に。第16編成K1 1 18 96。
MRTJ車両(1期分)ラストナンバーのK1 1 18 96が豊川を出発。
諏訪町駅前を通過する。
何度も撮ったスポットでMRTJ車両を撮れるのもこれがラスト。
夜空に続く道。
豊川橋北交差点を大きく曲がるラストナンバー。日本ではここでお別れ。
Sampai jumpa lagi.
日本車両豊川製作所で製造されたインドネシア・ジャカルタのMRTJ (MRT Jakarta)向け車両第8編成が同製作所の正門を出発する。この日のみ車両は前向きで輸送された。

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MRTJ (MRT Jakarta)第10編成の先頭車のK1 1 18 60が貨物船「SE POTENTIA」に積まれ、ジャカルタに向けて旅立ってゆく。

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関連ページ:「MRTJ(MRT Jakarta)第1・2編成−日本車両出場」「MRTJ(MRT Jakarta)第1・2編成−豊橋港船積み」

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