東葉2000系新製車東西線内搬入回送

毎度、東葉高速鉄道2000系新製車は日立製作所笠戸工場から中野に甲種輸送された後、八千代緑が丘車庫までは深夜に同1000形(非営業列車)によって10両+10両の20両編成で搬入回送される。

牽引に使用する1000形は90T運用(回送)で、23:42頃に八千代緑が丘を出発、23:56頃に西船橋に到着し、0:00頃に同駅を出発し中野に向かう。
中野で同駅1:29に到着した2000系と連結し、2:25頃に中野を出発、西葛西を3:02頃、原木中山を3:16頃に通過し、西船橋には3:19頃に到着/3:24頃に出発する。復路(2000系牽引時)では速度は30km/h程度に抑えられる。

2004/10/07より11回に渡って行われたこの搬入回送は、2006/12/01の2000系2111Fの回送をもって完了した。ここでは、2106F・2107F・2108F・2111Fの搬入回送の際の様子を紹介する。

関連ページ:東葉高速鉄道2000系登場

2000系新製車牽引のために中野に向かう東葉1000形。中野行き最終列車発車後に到着する。2000系牽引のために連結器が自動連結器に取り替えられている。
(2006/12/01 西船橋にて)
自動連結器やブレーキホース(エアーホース)が設置された東葉1000形中野方先頭車。前面非常扉の渡り板も上げられている。

中野方先頭車には関係者の方々が乗車されている。
東葉1000形に牽引され八千代緑が丘を目指す新製車の2000系。深夜3時に荒川中川橋梁を渡る1000形+2000形の20両編成の回送。
(2006/12/01 南砂町〜西葛西 間にて(1061F+2111Fの牽引回送))
原木中山を通過して、京葉道路の上をゆく東葉2000系2105F搬入回送列車。牽引している1000形は、側面に東葉ロゴマークが貼り付けられた1041F。前照灯・尾灯両方を点灯しての運転。運行番号は[90T]行先表示は[回送]。
(2005/10/07 原木中山〜西船橋にて)
西船橋に到着し、乗務員交代の後発車する東葉1000形1061F牽引の2000系2107F回送列車。(2005/12/02 西船橋駅自由通路にて)
西船橋を発車し、東葉高速線内を行く東葉1000形1041F(右)+同2000系2106F(左)搬入回送列車。(2005/11/04 西船橋〜東海神にて)
時速20〜30km/h程度で回送される東葉2000系搬入回送列車。牽引している1000形は車内等が点灯している。また、2105Fの9・10両目には仮設車内灯が点灯している。背後に見える駅は原木中山で、営業時間外でも電灯は点灯させている(他の駅も同様)
西船橋を発車した2106F搬入回送列車。2000系に面している1040側も前照灯を点灯させている。
西船橋駅自由通路より撮影した2107F搬入回送列車。
2000系新製車を牽引すべく、中野へ向かう1000形1061F。連結器が交換されている。
2000系新製車を牽引すべく中野に向けて発車する1000形1060F。
深夜の荒川中川橋梁を行く、2111F搬入回送列車。

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