「メトロ・スナチカ」オープン

2014年3月25日、南砂町駅前(南砂三丁目公園内)に、南砂町駅改良工事インフォメーションセンター「メトロ・スナチカ」がオープンした。

「メトロ・スナチカ」は、2020年度完成目標で進められている南砂町駅の線路・ホーム増設(2面3線化)等の大規模工事の内容や工事工程を紹介する施設である。また、東西線の近年の施設・車両の改善に向けた取り組みを紹介するパネルや、東西線の運転シミュレーター(南砂町〜西葛西 間)等も設置されている。

入場料:無料
営業時間:9:00〜17:00
休業日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始

「メトロ・スナチカ」外観。
「メトロ・スナチカ」と南砂町2a出入口(写真右端)の位置関係。建物は南砂三丁目公園内にある。
建物の側面には15000系のイラストが描かれている。
入口のドア。
反対側の建物の側面にも15000系が3本描かれている(左から順に63F・56F・51F)。15000系の中でも特徴ある3編成(51F:15000系トップナンバー車、56F:15506がPMSM試験車、63F:15000系最終増備車かつ15413の台車がPQモニタリング台車)を抜擢?
エントランス。
中に入ると、現在の南砂町駅の写真(A線東陽町寄り端の線路上よりホームを撮影した写真)がお出迎え。
上写真の右隣の、2002年〜2012年の南砂町駅乗降客数推移のグラフ。10年間で利用者が1.5倍(2002年:38,608人、2012年:58,762人)に増加したことを示している。
「メトロ・スナチカ」のメインホール。運転シミュレーター、南砂町駅改良工事年表、プラレールコーナー等がある。
南砂町駅改良工事年表。工事の概要を詳細に紹介。
工事完了後の配線図、駅構内設計図も紹介。
工事完了後の駅構内図。階段やエレベーターが増設されるだけでなく、既存の階段やエレベーター等が撤去され、改札も両端2箇所から中央1箇所に集約される等、大規模な工事が行われることが分かる。
未来の南砂町駅の様子を映し出す「ジオラマシアター」。
「ジオラマシアター」を近くで観察。底面に南砂町駅のジオラマ(ホームや線路)が敷かれ、その上のガラス面に動画を映し出し、列車が人が動いているように見せる特殊な装置となっている。
東西線の路線概要や車両、その他の駅の工事概要(茅場町駅・木場駅・門前仲町駅・東陽町駅)を紹介。
大人気の運転シミュレーター。南砂町〜西葛西 間(両方向)を運転できる。
スタート画面で発車駅を選択。
運転台。廃車となった01系の運転台を転用している。
運転シミュレーターの映像。非常に精細なCGで再現されている。
南砂町駅構内。各種看板、広告等も再現されている。
砂町ギャラリーコーナー。手前にはトイレも完備。
砂町の街の発展の推移を映像や地図、写真で紹介。写真右のテレビモニターでは時代ごとの航空写真を放映。
汽車製造東京製作所の紹介。同製作所はJR越中島支線と永代通りの交差部付近にあり、1972年に閉鎖された。
はたらくクルマ(工事作業車)の模型展示。

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