07系73F B修繕施工

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07系73Fが2017年〜2018年にかけて新木場CRにてB修繕が行われた。2017年8月5日〜6日にかけて深川検車区→中野→八王子→越谷貨物ターミナル→綾瀬→綾瀬検車区のルートで輸送され、B修繕工事完了後、2018年4月15日〜16日に逆ルートで輸送された。2018年8月15日より営業運転に復帰している。

B修繕の内容は、主電動機の交換(PMSM化)、VVVF制御装置の交換、行先表示器・運行番号表示器の交換(行先表示機:フルカラーLED、運行番号表示器:白色LED)、前照灯の交換(シールドビーム→LED)、客用ドア・ドアエンジンの交換、車内案内装置のLCD化、ドアランプの設置、ドアチャイムの変更、フリースペースの設置、袖仕切り・車内化粧板・床敷物の交換、車内照明のLED化等である。VVVF制御装置は三菱電気製、主電動機は東芝製で、16000系4次車以降や13000系とほぼ同仕様。

07系の他の編成も順次新木場CRにてB修繕が施工されている。

B修繕が施工された07系73F。前照灯のLED化(LEDはコイト電工製)、行先表示器・運行番号表示器のフルカラーLED化等が外観上の特徴。一方で、05系14F〜18Fで実施された、パンタグラフのシングルアーム化や帯色の変更、前面車両番号位置の変更等は行われていない。

東陽町にて
側面の行先表示機。直通運転する列車は、種別・行先と直通先を交互表示する。
車内の様子。袖仕切り・車内化粧板・床敷物の交換が実施された。
ドア周りの様子。ドア本体・ドアエンジンの交換、車内案内装置のLCD化、ドアランプの設置が行われた。ドアガラスは単層。ドアエンジンは空気圧作動式。ドアチャイムも3点式のものに変更された。
LCDの表示画面。05系B修繕車や15000系64F〜66Fと同様、次駅表示は漢字・ひらがな・ローマ字の切替表示、種別・行先および路線図の駅名は日本語(漢字)・英語の交互表示となっている。文字や案内の切替時はアニメーション表示される。
座席のモケットの柄は変更なし(座席のクッションは交換)。
元々車椅子スペースが設置されていた2・9号車以外の各号車にも、車端部にフリースペース(兼車椅子スペース)が設置された。
1駅間の車内の様子。B修繕により、主電動機のPMSM化及びVVVF制御装置の交換(三菱電機製IGBT)が行われた(16000系4次車以降や13000系とほぼ同様の仕様)。車内は鴨居部の案内装置の交換(3色LED式→LCD式)、床敷物・袖仕切りの交換、フリースペースの設置等が行われた。

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落合駅に入線する07系B修繕車。外観の変化としては、前照灯のLED化、行先表示器・運用番号表示器のフルカラーLED化等が挙げられる。

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大手町駅を発車する07系B修繕車。

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