タイ国鉄車両新塗装

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タイ国鉄(SRT)では、2010年より車両の新塗装化を順次進めている。客車・気動車・機関車の全車両が新塗装化の対象となっている。

原則として、冷房付き客車が紫系塗装、冷房無し客車が白・ベージュ系塗装、気動車がオレンジ・青系塗装となっている。

紫色の新塗装となった、JR西日本からの譲渡車両である14系・24系客車(寝台車)。
新塗装の元オハネ25 192。
タイらしい紫塗装も似合っている。
新塗装の元オハネ25 197。
オハネ25の新塗装(左)と、展望客車(右)。
腰板の2本のステンレス帯を活かした塗装となっている。白帯の車両は銀帯に変更された。また、帯は妻面まで伸びている。銘板類は存置。
窓周りは濃い紫で塗られている。
窓の間には、車両の等級と車両番号が記されている。

上写真:1等寝台車、車両番号「A.N.F.102」(元オロネ25 304)。
上写真:2等寝台車、車両番号「A.N.S.111」(元スハネフ15 11)。
A.N.F.102(元オロネ25 304)の外観。
1977年新潟鉄工所製。
冷房無し客車(2・3等車)の新塗装(左)。
白とベージュをベースに、黄色と銀の帯が入り、欧米風のデザインとなった。
THN型(1100形)気動車の新塗装。
NKF型(1200形)気動車の新塗装。THN形と同一の塗装である。
ASR型の新塗装。前面はオレンジ、側面は青となっている。
エアコン無し3等車の元12系客車(冷房装置は使用していない)。
他の3等客車(旧塗装)に合わせた白と水色のツートンカラーに改められている(今回の新塗装化の一環で変更されたものではない)。
タイ国鉄オリジナル車両の3等客車と併結して運用に就く12系客車。
一部の12系客車は、行先表示機があった部分が埋められている。
警笛を鳴らしてフアランポーン駅を発車していくTHN型(1100形)新塗装車。ブラックフェイスとなり、印象が変わった。

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フアランポーン駅を発車していくTHN型(1100形)旧塗装車の回送列車。徐々に新塗装への塗り替えが進行している。

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