BTS車両紹介Siemens製車両

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Siemens製車両はBTS Skytrainの第1期車両として、1995年〜1999年に2M1T(Mc-T-Mc)の3両編成35本(105両)が製造された。また、乗客の増加に対応するため、2012年〜2013年より中間車1両(T)×35編成分を製造し、現在は全編成は4両編成(Mc-T-T-Mc)化されている。車体はステンレス製であるが全面塗装され、タイの国旗の色である赤・白・青を基本としている。車両寸法は長さ21,500mm(先頭車は21,800mm)×幅3,120mm×高さ3,860mm。加速度・減速度ともに4.0km/h/s。ワンマン運転を実施している。

車両形式名はないが、車両番号は両先頭車(Mc)が1100番台、中間車(T)が3100番台及び3200番台となっている(第1編成ならば車両番号は順に1101-3101-3201-1102、第2編成ならば1103-3102-3202-1104、第3編成ならば1105-3103-3203-1106、・・・という法則で付番されている)。

高架を走るためラッピングによる宣伝広告の効果が大きいことを利用して、最近は側面に全面広告を施している編成が多い。


Siemens製車両のオリジナル塗装。2M1Tの3両編成(4両編成化後は2M2T)。

サナームキラーヘンチャートにて
側面に全面広告を施した編成。ラッピングは特殊なフィルムを使っており、ラッピングが施された窓も内側からは景色が見えるようになっている。
行先表示機のLEDを交換した車両。長い駅名の場合は、横スクロール表示する。
シーロム線で運用に就く車両は、同線の信号システムをSiemensからBombardierに変更したことに伴い、車両側のシステムも更新している。
LED式の行先表示機(LED未交換車)。先頭車前面と側面に設置されている(中間車には未設置)。列車番号と行先をタイ語・英語で交互表示する。文字は赤。現在は全車両のLEDが更新されたため、存在しない。
電動台車。直流750V第三軌条方式のため、集電靴を設置している。
VVVFインバータ制御装置。IGBT素子で、装置はSiemens製。
車内の様子。オールロングシートで、座席は7人掛け。通路中央にはスタンションポールが並び、ドア間にはつり革、ドア付近の天井には円形の手すりが設置されている。
座席はFRP製。ロングシートだが微妙に弧を描いている。
特徴的なドアの窓。取っ手の形状も三角形。
各ドアの上に掲げられている路線図。
貫通路。
2006年に追加設置されたLCD。写真は設置当時(試運転時)のもの。
LCDの表示内容。次駅案内を下段でタイ語・英語で表示し、他は広告等を表示する。
車端部にある、Siemensの車内銘板。
車両番号ステッカー。
扉横に貼られた、編成番号と車両番号のステッカー。
2012年〜2013年に4両編成化のために製造された中間付随車。13年ぶりの製造となったが、外観・内装は既存車両とほぼ同一仕様である。変更点はつり革の輪の色がグレーになったこと(既存車両は赤)、照明がやや明るくなったこと程度である。
2012年〜2013年に製造された中間付随車の連結部。車端部に車両番号ステッカーが貼られている。ステッカーの色は既存車両と異なり紺色。
運転台の様子。右手操作式ワンハンドルマスコンである。速度計などは液晶ディスプレイに表示。
アソーク駅を発車するオンヌット行き列車(行先表示機交換車)と、到着するモーチット行き列車(行先表示機未交換車)。

Full HD Video
長春軌道客車製車両が大半を占めるシーロム線で、少数派ながら活躍するSiemens製の車両(行先表示機交換車)。

Full HD Video
終点のモーチット駅に入線する。
スコールの中を行く。
サラデーン駅を発車する。

Siemens製車両走行音(モーチット→サパーンクワーイ)IGBT-VVVF制御で、制御装置はSiemens製。
Mc-T-Mc(2M1T)の3両編成。
扉閉時にはドアチャイムが鳴る。
Siemens製車両走行音(サパーンクワーイ→アーリー)
Siemens製車両走行音(アーリー→サナームパオ)
Siemens製車両走行音(サナームキラーヘンチャート→サイアム)
Siemens製車両走行音(ラチャダムリ→サラデーン)

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