桃園機場捷運 車両展示

2012年末の部分開通を目指して工事が進められている桃園機場捷運であるが、2011年10月7日〜11日に建国100年記念活動として、青埔機廠(青埔車両基地)にて「普通車」と「直達車」の車両が展示された。うち、「普通車」の車両は車内も公開された。
車両は川崎重工製で、走行条件などを考慮して全電動車で構成されている。片側3扉で、プラグドアを設置。普通車は17編成、直達車は11編成が導入される。

全写真ご提供:呉昌樺 様

青埔機廠で展示された「普通車」用の車両。青いラインが特徴。
台車。川崎重工製で、第三軌条集電方式である。
プラグドア。台湾の通勤型車両でプラグドアは初採用である。
側面の行先表示機。写真のような種別・行先表示と、途中停車駅のスクロール表示が交互に行われる。
窓下の帯に記された「普通車 Commuter」の文字。
車両外側のドアコック。
一般に初公開された、普通車の車内。オールロングシートで、ドア前にスタンションポールを設置。
扉の内側。
各扉の鴨居部には、LED案内表示機が設置されている。
座席。FRP製。
座席の端部2名分は優先席(博愛座)となっており、座席の色も異なる。
各車両には大型荷物置き場が2箇所設置されている。
車内の路線図。
車内のドア横に設置されたLCD。桃園国際空港のフライトスケジュール、広告、ニュース等が放映される予定である。
各車両に設置されている防犯カメラ。
側窓。
運転台。他の捷運の車両と同様、進行方向右側に設置されている。
「直達車」用の車両。「普通車」と外観デザインは共通であるが、帯が紫色となっている。
窓下の帯に記された「直達車 Express」の文字。
展示会場の横断幕。

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