桃園機場捷運車両基地建設工事

2012年に第一航廈站〜高鐵桃園站 間が先行開業する予定されている桃園機場捷運であるが、2009年3月に、同開業区間に設けられる青埔機廠(青埔車両基地)及び高鐵桃園站(駅番号:A18)の工事の進捗状況を確認した。この他、桃園国際空港内でも工事が行われているのを見かけた。
桃園機場捷運は台北車站〜三重〜桃園国際空港〜市内(環北)間を結ぶ路線で、台北車站〜環北 間の延長は51.2km、駅数は22となる予定。2012年に第一航廈站〜高鐵桃園站 間、2013年に三重〜第一航廈站 間と〜高鐵桃園站環北 間、2014年に台北車站〜三重 間が開通し、さらに2017年に環北〜車站 間(2駅新設)が延伸開通する見込み。

交通部高速鐵路工程局 関連ページ:http://220.128.208.14/MRT/default.aspx

※写真はすべて敷地外から撮影

青埔機廠(青埔車両基地)の2009年3月時点の工事の進捗状況。

高鐡の車内より(桃園〜板橋 間にて)
青埔機廠の様子。車両留置線の建物は姿を現しているが、車両はまだ搬入されていないようである。
レールも搬入はされているものの、敷かれてはいない。
桃園国際機空港〜高鐵桃園駅 間を結ぶ路線バスの車内から見た青埔機廠。なお、同車両基地の周辺に領航駅(駅番号:A17)が出来る予定である。
桃園機場捷運 高鐵桃園站(仮称)付近の工事現場。同駅の駅番号はA18。
同駅は高架駅となる予定だが、2009年3月の時点ではまだ工事はほとんど着手されていなかった。
桃園機場捷運 高鐵桃園站の概要説明。
駅の配置。高鐡の桃園駅と平行に桃園機場捷運の駅が建設される模様。
駅の完成イメージ図。ホームは相対式2面2線。高鐡の駅とは屋外での連絡となるようだ(連絡通路は設けられない模様)。

関連ページ:「桃園機場捷運の車両、姿を現す」

台湾の鉄道トピックスへ戻る