台鐵TEMU2000型細部・形式写真

2012年10月15日に甲種輸送された、台湾鐵路管理局のTEMU2000型車両第1編成の外観の写真、および形式写真を以下に掲載する。

TED2002の側面。白を基調に、腰部に赤帯が入ったデザイン。両先頭車の側面には大きな「TRA」(台湾鐵路管理局;Taiwan Railway Administrationの略)のマークが入る。
冷房装置は各車両2基ずつ設置。
先頭車の「TRA」の文字は、左側面は右上がり・右側面は右下がりとなっている。また、ガラス部にも文字がかかっているが、文字の部分のラッピングは細かい網目状になっており、内側からも外が見えるようになっている。
台車。ヨーダンパ付きのボルスタレス台車で、空気ばねの内圧の変化により車体を傾斜させる車体傾斜制御装置を搭載している。
台車近くの黄色い部品は、クレーンで車体を吊るための仮設のものと思われる。
VVVFインバータ制御装置。銘板を見た限り、東芝製のようである。
TEMU2001側面。扉は引き戸式で、ステップは省略されている(TEMU1000型はプラグドアで、ステップつき)。すべての車両の妻面下部にはアンチクライマが設置されている。
TED2001の先頭車前面窓の車両番号表記。前面窓の中央上部にはLED式行先表示機が設置され、その両側に前照灯がある。
先頭車の連結器周り(連結器カバーが開いた状態)。
TED2001の側面の車両番号表記。
TEP2001の側面の車両番号表記。
TED2002。Tc車で、花蓮寄り先頭車。
TEMA2003。M車。
TEP2002。パンタグラフ付きT車。
TEMB2004。M車。
TEMB2002。M車。
TEMA2001。M車。
TED2001。Tc車で、嘉義寄り先頭車。

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