クハ201-3廃車回送

1988年12月5日に発生した東中野駅での列車追突事故の保留車、クハ201-3は長年三鷹電車区に留置されていたが、2005年12月20日に三鷹→大宮 間でにクモヤ145によるプッシュプルによる廃車回送が実施された。

同線からの2001年の201系営業運転終了後は唯一のカナリア色の201系となっていたが、これにより同色の201系は消滅した。

2005年12月20日撮影

国分寺を通過するクハ201-3廃車回送列車。
豊田にて一旦入庫後、折り返す。
クハ201−3外観。
前面の様子。予備車であったため、事故時には設置されていなかったスカート、ATS-Pが整備されている。
前面の方向幕は御茶ノ水表示。(側面幕は回送であった)
クハ201-3の車番。裾の錆が目立つ。
クハ201-3の2位側。妻窓も事故後に他車にあわせて埋められた。
武蔵野線荒川橋梁を渡る廃車回送列車。
大宮到着後はDE11により大宮運転区に牽引回送される。
大宮運転区にてクモヤ145を解放。一瞬ではあったがクハ201-3の前面を見ることが出来た。
奥(写真右奥)にクハ201-3を移動後、クモヤ145 2両の連結作業を行う。

三鷹電車区留置時の様子
2005年6月25日の三鷹電車区の一般公開時に展示はされなかったが、車両越しに眺めることの出来たクハ201-3。
クハ201-3の妻面。

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