シンガポールMRT 東西線チャンギ空港支線
East West Line - Changi Airport Extension

MRT東西線チャンギ空港支線(East West Line Changi Airport Extension;駅番号制においての路線記号は「CG」)はTanah Merah(タナメラ)〜Changi Airport(チャンギエアポート)間3駅6.5kmを結ぶ路線である。うち、Tanah Merah〜Expo(エクスポ)は地上区間である。全区間複線(左側通行)で、第三軌条方式による直流750V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。Tanah Merahでは東西線本線の列車への対面乗換えが可能。
2001年1月10日にTanah Merah〜Expo、2002年2月8日にExpo〜Changi Airportが開通した。

列車は東西線本線と共通で、6両編成で運転される。使用車両はC151型・C651型・C751B型・C151A型。詳細は別ページで紹介する。こちらをご覧ください。

開業当初は東西線本線Boon Lay(ブーンレイ)までの直通運転も行っていたが、2003年7月22日をもって廃止となった。

※MRT東西線本線はこちら

(路線図:管理人制作)

Tanah Merahの中線に入線する、東西線チャンギ空港支線列車のC151型電車。2面3線の同駅では両側の扉が開き、東西線の両方面の列車への対面乗換えが可能。
Tanah Merahを出発すると進行方向右手に見えるChangi Depot(チャンギ基地)。東西線本線の車両基地と共通である。
2002年に開業したChangi Airport駅。地下駅であるが非常に広々とした空間となっている。1面2線の配置。プラットホームスクリーンドア(PSD)完備。
Changi Airport駅の改札口。
Tanah Merah駅発車時に併走する、MRT東西線の列車とチャンギ空港支線の列車。

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Tanah Merah駅を発車する、Changi Airport行きの列車。

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Changi Airport駅を発車する終電。

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C151型走行音(Changi Airport→Expo)4象限チョッパ制御(高周波分巻チョッパ制御)で、制御装置は三菱電機製。
Tc-M1-M2+M2-M1-Tc(4M2T)の6両編成。
4象限チョッパ制御は、日本以外でのアジアの都市鉄道の車両では唯一の採用例(東京メトロの海外譲渡車両を除く)。車両リニューアル後も制御装置は変更されていない。
C151A型走行音(Expo→Changi Airport) IGBT-VVVF制御で、制御装置は富士電機製。
Tc-M1-M2+M2-M1-Tc(4M2T)の6両編成。

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