元 JR東日本203系内装

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モハ202-15の車内。広告がすべて撤去された他はJR東日本時代のままである。本車両はドアガラスが残存している。
モハ202-7の車内。ドア窓が鉄板で塞がれており、車内照明が点灯していないとやや薄暗い。
モハ203-119の車内。すべての側窓に金網が設置されているのが確認できる。
鉄板で窓が塞がれたドア。
ドア窓を塞いだ鉄板には、寄りかかり禁止と手を離せ(HANDS OFF)を示すピクトグラムが描かれている(初期に改造された車両のみ)。1つ1つが手書きのため、よく見ると微妙に絵が異なっている。
また、鉄板とドア窓のサイズが微妙に異なっているためか、大雨が降ると、鉄板の隙間から雨水が車内側に滴っている箇所もあった。
ドア窓のガラスには、日本のドア広告のステッカーがそのまま剥がされずに存置されているものもある。
車掌は笛と懐中電灯を用いて、機関士や別の車掌に合図を送る。ドア操作は乗務員室に乗務している車掌が行う。
ドア上にはJR東日本時代の路線図がそのまま残っている車両もある。
クハ202では女性専用車のステッカーも残っている。
優先席ステッカー。JR東日本では2015年10月より順次マークを新デザインのものに変更したため、旧デザインのまま残っているものは本家では存在せず、譲渡車や保存車のみとなっている。
その他、各種日本語表記のステッカーや銘板類も大半が残存している。
クハ202-3の車両番号表記(ステッカー)。
クハ203-107の車両番号表記(銘板)。
日本車両の製造所銘板(モハ202-7)。
川崎重工の製造所銘板(モハ203-11)。
貫通路。
最後尾の車両の貫通路は施錠され、窓投石除け対策で貫通扉の窓は鉄板で塞がれている。
先頭車(クハ203-107)車内。発電機が設置された機械室との間に仕切りが新設されている。クハ203-107のみ車両の重量バランスを考慮し、発電機が乗務員室と反対側の車端部に設けられており、乗客は隣の車両への移動ができない。
遮音効果はいまひとつで、発電機が稼動していると会話に支障がある程煩い。
仕切りには手すりと、低いつり革が2つ設置されているが、これは客室内の天井から通路上に架かっているポールを90度反転し、設置したものである(機械室内にあったものを移設・加工したと思われる)。
下には職員用のハッチが設置されている。
クハ203-107の発電機。キャタピラー製。機械室の内部はつり革や座席、網棚が撤去されている(座席・網棚は車端部のみ存置されているが、機械室内部の為乗客は使用不可)。
クハ202-3の車内。第2編成以降は先頭車の発電機設置が乗務員室寄りに変更された。
クハ202-3の機械室との仕切り。上のクハ203-107のものと比較して、つり革や職員用のハッチが省略されている。
クハ203-107の乗務員室の仕切り。JR東日本時代と大きな変化は見られない。
乗務員室と客室が隣接している先頭車(クハ202・クハ203)は同車のみで、他は間に機械室が設けられている。
クハ203-107の乗務員室。運転台はあるものの、客車として使われているため、使用されることはない。写真は貫通路を開けた状態で、前方に機関車が連結されている。
クハ203-5の乗務員室。乗務員室内の機器はほぼすべてJR東日本時代のまま残されている。
運転台のコンソール(クハ203-5)。
行先選択スイッチ及び駅名対照表。
1駅間の車内の様子。車掌による車内放送が行われている。軌道状態が良好ではないため、振動が大きい(ドア等が共振している)。

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1駅間の日中の車内の様子。そこそこのスピードで走行するが、一部区間では揺れが大きい。クハ203-107にて録画。

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発電機からの騒音が響き渡る先頭車(クハ203-107)の車内。途中、職員が機械室のハッチを開けて、水を取りに行っている。

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警笛を鳴らし続けながら、ゆっくりと夜のマニラを走行し、Blumentritt駅に到着する203系。

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車掌は各車両に乗務しており、ホーム長さが足りない駅では、車掌が線路に降りて安全確認する場合がある。

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