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新潟トランシスを出発して港へと向かう、トップナンバーのDEMU-F 1001。 | |
20m級の大型車両が交差点を曲がる。全車両が台車を履いた状態で輸送された。 | |
第1編成の反対側の先頭車(DEMU-F 1004)の陸送。 | |
ミャンマー国鉄向けの新造車両が日本国内を走る貴重な光景。 | |
港に到着。制限区域内へと徐行で入って行く。 | |
バックで港湾内の留置場所へと進む。 | |
クレーン2台で車両を吊り上げ。 | |
夜の港に浮かび上がる新型電気式気動車とクレーン。 | |
続々と港に搬入。 | |
最後の1両の吊り上げ作業。 | |
全6両の港への搬入が完了した。 | |
港に並んだ6両。新造車両だが、LE-DCを彷彿とさせるデザイン。車体のカラーリングはこれまでのミャンマー国鉄の車両にもないものである。側窓はすべて開閉可能。6両固定編成で、運転台があるのは両端の2両のみ。各車両の連結器はすべて小型自動密着連結器を採用。 | |
ミャンマー国鉄の車両限界に合わせ、屋根上に薄型の冷房装置が各車両2台設置されているのが分かる。 | |
前面の拡大。前照灯・尾灯はすべてLED。貫通路にはMR(ミャンマー国鉄)のロゴマークが入っている。 | |
電気式気動車のため、床下にはVVVFインバータがある。制御装置は三菱電機製。 | |
台車。台車枠に設置された銘板によると台車の形式は「NF-11D」。ボルスタレス台車である。 | |
妻面にある新潟トランシスの製造所銘板。 輸出用車両にもかかわらず、銘板が日本語表記であるのは珍しい。 | |
各車両の側面に掲示されたシッピングマーク他。 | |
輸送船(写真奥)と電気式気動車。 | |
DEMU-F 1001から吊り上げの準備が始まった。 | |
クレーン2台で吊り上げられるDEMU-F 1001。 | |
トレーラーに積載。 | |
輸送船のもとへと向かう。 | |
港湾内を移動するDEMU-F 1001。 | |
輸送船の「BBC GERMANY」とDEMU-F 1001。 | |
本船のクレーンにて吊り具を準備中。 | |
本船のクレーンで吊り上げ開始。 | |
車両の向きを変え、船の中へと取り込まれて行く。 | |
船積み中のDEMU-F 1001と、船積みを待つ残り5両。 | |
所定の位置まで移動し、ゆっくりとクレーンを下ろしていく。 | |
残る5両。車端部には車両番号が書かれている。左手前からDEMU-F 1004、DEMU-F 1003、DEMU-U 2002、DEMU-U 2001、DEMU-F 1002。 | |
DEMU-F 1001に続いて、残りの車両も編成順に船積み準備が進められた。 トレーラーへの積載作業が進むDEMU-F 1002。 | |
DEMU-F 1002の山側(マンダレー行き基準で進行方向左側)側面。 各車両ともジャッキアップポイントの直上はワイヤー接触時の車体保護のためブルーシートで養生されている。 DEMU-F 1000番台はFIRST CLASSで、DEMU-Fの「F」はFIRST CLASSの頭文字(DEMUはDiesel Electric Multiple Unitの略で、電気式気動車の意味)。車内の座席は外から観察した限り、2人掛けのボックスシートとなっている。なお、ミャンマー国鉄の車両等級はUPPER CLASS(一等車)、FIRST CLASS(二等車)、ORDINARY CLASS(三等車)の3等級制で、この電気式気動車はUPPER CLASSとFIRST CLASSの2等級のみ連結している。 窓上の養生部にはミャンマー語と英語でFIRST CLASSと書かれている。床下機器は車両にかかわらず、ほぼ同一の構造(全車両が電動車)。電動台車は各車両とも片側のみ。 | |
DEMU-F 1002の海側(マンダレー行き基準で進行方向右側)側面。 | |
本船で船積み中のDEMU-F 1002(写真左奥)と、クレーンで吊り上げられるDEMU-U 2001。 | |
DEMU-U 2001。 DEMU-F 2000番台はUPPER CLASSで、DEMU-Uの「U」はUPPER CLASSの頭文字。車内の座席は外から観察した限り、1人掛け+2人掛けの回転リクライニングシートが並んでおり、側窓もシートピッチに合わせた小型のものとなっている。 窓上の養生部にはミャンマー語と英語でUPPER CLASSと書かれている。 UPPER CLASSは編成中央部に2両連結。 | |
DEMU-U 2001の山側側面。 | |
DEMU-U 2001の海側側面。 | |
DEMU-U 2002の山側側面。DEMU-U 2001とほぼ同一構造。 | |
DEMU-U 2002の海側側面。 | |
DEMU-F 1003の山側側面。DEMU-F1002と同一構造。 | |
DEMU-F 1003の海側側面。 | |
本船で船積み中のDEMU-F 1003(写真左奥)と、クレーンで積載作業中DEMU-U 1004。 | |
港湾内を移動するDEMU-F 1004。 | |
DEMU-F 1004はMc2で、反対側の先頭車のDEMU-F 1001(Mc1)とほぼ同じ構造(ジャンパ線付近の配線がMc1と逆転している)。 | |
輸送船の前を行くDEMU-F 1004。 | |
本船のクレーンでの吊上げ準備が完了したDEMU-F 1004。 | |
吊り上げ開始。 | |
クレーンに吊られて、車両の向きを180度回転。所定の位置まで移動した後、車両を船倉に下ろしていった。 次はミャンマーで会いましょう。 | |
新潟トランシスで製造されたミャンマー国鉄向け新型電気式気動車(DEMU)の第1編成が、2020年8月21日に新潟港で船積みされた。 この列車は6両編成(うち2両はUpper Class)で、「ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道」で運行される。2018年に新潟トランシスが4編成24両の納入案件を受注した。 6両の船積みに約7時間要したが、本映像では100倍速に編集した。 Full HD Video |