ソウル地下鉄4号線

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ソウル地下鉄4号線はタンゴゲ〜南泰嶺(ナムテリョン)間を結ぶ全長31.1kmの路線である。南泰嶺からKORAIL安山(アンサン)線・果川(クァチョン)線と相互直通運転を行っている。車両はソウル交通公社新4000系(直流車:自社線内用)および4050系(交直流車:KORAIL区間乗入対応)10連を使用。また、KORAIL側からは2000系(交直流車)10連が乗り入れる。

4号線は直流1500V電化・右側通行、相互直通運転先の安山・果川線は交流25000V電化・左側通行のため、境界駅の南泰嶺〜ソンバウィ間でデッドセクションに加え、立体交差(地下)により左右の通行が入れ替わる。

4号線開業は1985年。当初は3号線ソウル交通公社3000系と同タイプの旧4000系(直流車)を導入したが1994年に安山線・果川線と相互直通運転を果たし、同時に交直流車の導入が必要となったため交直流車の4050系を導入、旧4000系は2号線に転属した。また、タンゴゲ〜舎堂間自社線内用の直流車新4000系も導入された。

関連ページ:KORAIL安山線・果川線

漢江にかかる銅雀大橋を渡るソウル交通公社新4000系(直流車)。背後の山に見える白色の建物は高さ240mのソウルタワー。
離合する新4000系(右)と4050系(左)。
上渓にて
倉洞(チャンドン)に入線する新4000系。
新4000系・4050系不燃化改造施工車車内。座席および化粧版・袖仕切・床敷物・ラインデリア等がすべて不燃性・難燃性の物に交換されている。
新4000系・4050系不燃化改造施工車車内。座席はステンレス製のものに交換されているが、その他の可燃性内装材は未交換。
新4000系の側面幕。直流車である新4000系はタンゴゲ〜舎堂間の区間運用に就く。ローマ字のフォントが独特のもので、目を引く。
「弱房車」ステッカー。
以前は存在した「弱冷房車」。現在は弱冷暖房車化し消滅。
蘆原(ノウォン)を通過する回送列車(4050系)。ラッシュ時・初電終電近くにはタンゴゲ〜蘆原車両基地間の回送列車が設定されている。
銅雀大橋を渡る、安山・果川線乗入車のKORAIL2000系新塗装車。

銅雀にて
KORAIL2000系旧塗装車。全車が上写真の新塗装に変更されたため、現存しない。

銅雀にて
地下トンネルを抜け、急勾配を駆け上る安山・果川線乗入車のKORAIL2000系旧塗装車。
倉洞にて
前面デザインが変更された増備車の安山・果川線用KORAIL2000系トングリ旧塗装車。

倉洞にて
4号線の終点タンゴゲ駅に到着したKORAIL2000系。
タンゴゲ駅の留置線で並ぶKORAIL2000系(左)およびソウル交通公社新4000系(右)。
銅雀大橋上で離合する、ソウル交通公社4000系・4050系。
表示機は枕木方向に設置されている。現在はプログラム変更により、表示方法が異なる。

ソウル交通公社新4000系GEC-ALSTOM製VVVF搭載車走行音
(会賢→ソウル駅)
ソウル地下鉄8号線および釜山地下鉄2号線とほぼ同様の音がする。なお、乗換駅放送前のチャイムは旧タイプのものである(2004/05収録)。
ソウル交通公社新4000系三菱製VVVF搭載車走行音
(忠武路→東大門運動場)
共通設計のソウル交通公社新1000系及びKORAIL3000系と同様の音。乗換駅放送前のチャイムは新タイプのものである。

関連ページ:KORAIL安山線・果川線

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