京義線新村駅

京義(キョンイ)線新村(シンチョン)駅とは起点のソウル駅の次の駅である。この駅の駅舎は日帝時代の1920年に建設されたもので、未だに原形を保っている大変貴重な建物である。しかし、現在建設中の複合ビルの新駅舎が完成すると現駅舎はお役御免となる。
この駅舎は新駅舎完成後は撤去される予定であったが、2004年12月に文化財としての保存が決定した。

関連ページ:京義線新村駅その後

1920年建設の京義線新村駅舎。1階建てのこじんまりとした駅舎である。
駅舎側面。屋根上の2箇所の煙突が特徴的。
駅舎をホーム側から眺める。
屋根瓦。頂上には洒落た飾りが。
駅舎内の様子。大変簡素な作り。奥の改札口は列車到着10分前まで閉鎖。
出口側を眺める。
窓口(切符売り場)も1箇所。上は時刻表。
普段は使われることのない出口専用改札。
現在建設中の新駅舎。
駅舎完成予想図。現状とは一転した相当大規模なものになりそうである。
ホームの様子。頭上を建設中の新駅舎建物が覆っている。
入線する京義線の列車(9501系)。写真は北朝鮮との非武装中立地帯(DMZ)内にある都羅山行き列車。
駅舎からホームに行くには構内踏切を渡る必要がある。警報機はない。
反対方面から入線するソウル行き京義線列車。

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