光州地下鉄鹿洞駅

光州(クァンジュ)地下鉄1号線の起点、鹿洞(ノットン)は龍山(ヨンサン)車両基地に併設した簡易駅である。駅周辺は開発されておらず、専ら職員専用の駅として機能している(一般客も利用することは可能)。鹿洞発着の列車は約1時間間隔で運行されており(大半の列車は鹿洞から1つ先の所台(ソテ)〜平洞(ピョンドン)間の運転)、時刻表は光州広域市都市鉄道公社の公式サイト内にある「サイバーステーション」で検索可能。本線上には光州地下鉄1号線で唯一の踏切(職員用)が設置されている。
2007年3月に、世界初のロープ式スクリーンドア(RSD)が設置された。

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鹿洞駅駅舎。駅入口には、次の列車の時刻が掲げられている。
券売機付近の様子。自動券売機の横には有人窓口もある。左側の券売機に貼られているのは鹿洞発着列車の時刻表。
自動改札機。
ホームの様子(ロープ式スクリーンドア設置前)。1面1線で、6連化対応未対応の駅である(但し線路は6連対応済みの有効長)。線路の反対側は龍山車両基地の敷地。道路も同基地内のものである。
2007年3月に世界初のロープ式スクリーンドア(RSD;Rope Screen Door)が設置された。列車の発着にあわせてロープが上下する仕組み。製品価格やメンテナンス価格が安いこと等が特長で、乗降の少ない駅向けに開発されたと思われる(他駅での採用例は今のところない))。SKD HI-TEC社製。
ロープ式スクリーンドアの巻上機。ロープは車両の扉が開く前、閉じた後に稼動する仕組み。
鹿洞の駅名板。駅番号は「100」。
鹿洞駅に入線する地下鉄車両。踏切の道路は職員専用。
鹿洞行き列車の行先表示(カタカナでは「ノクドン」となっているが、正確には「ノットン」(「ッ」は「k」のパッチム発音))。
鹿洞駅併設の龍山車両基地の正門。
鹿洞駅到着直前・発車直後には基地で待機している車両群が見える。
鹿洞行き列車の前面展望。龍山車両基地内を低速で通過(上)し、鹿洞駅(下)に到着する。
大半の列車は鹿洞の一つ手前の所台(ソテ)止まりとなる。なお、所台から鹿洞までは徒歩で行くと約20分かかるが、道は分かりづらい。

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