ソウル地下鉄開通35周年

2009年8月15日に、ソウル地下鉄は開通35周年を迎えた（1974年8月15日の地下鉄1号線開通より）。これを記念して、ソウルメトロでは同年8月14日より各路線に前面に特別装飾を施した車両（各路線1〜2編成）を期間限定で運行している。また、同日10時に地下鉄3号線の景福宮駅にて記念式典が開かれたほか、8月13日までの事前申し込み限定で記念交通カード（台紙付き）20,000枚を販売した。その他、同年8月14日から20日まで景福宮駅のソウルメトロ美術館（駅構内）で「ソウルメトロ足跡写真展」を開催している（入場無料）。

「祝：開通35周年」と記された記念装飾が施された、1号線の新1000系109F。

龍山にて
龍山駅で離合する新1000系109Fと同105F。
ソウル駅〜南営 間のデッドセクション区間を行く、記念装飾された新1000系109F。
花で覆われた前面の記念装飾（新1000系109F）。
2号線の記念装飾車両である、新2000系230F。

九老デジタル団地にて
九老デジタル団地駅に入線する新2000系230F。
新2000系230Fの前面記念装飾。花の色や形状が1号線とは異なる。前面が複雑な形状のためか、装飾は複数のワイヤで固定されている。
3号線の記念装飾車両である、新3000系305F。

碌ポンにて
同じく記念装飾が施された、新3000系302F。

独立門にて
玉水駅を発車する新3000系302F。
新3000系の記念装飾。形状は2号線と同一で、花の色や形状は1号線のものと同一。
地下鉄35周年記念で、3号線景福宮駅のソウルメトロ美術館（駅構内）で2009年8月14日〜20日に開催された「ソウルメトロ足跡（そくせき）写真展」。
「ソウルメトロ足跡写真展」の様子。
各路線の建設工事の様子・開通式・当時の車両等、数々の貴重な写真を展示。
 記念の装飾を前面にあしらった、ソウルメトロ新3000系305F。

ソウル地下鉄開通35周年記念 交通カード（Tマネー）台紙（表/裏）
カードは新3000系をデザインしたもの。20,000枚限定販売。台紙にはこれまでのソウルメトロの歴史と、1号線開業式の際の写真が載っている。

当記念交通カードは2009年7月29日〜8月13日にソウルメトロ各駅の駅事務所に事前申し込みし、8月14日より申し込んだ駅で受け取るという方法で販売された（8月14日以降に新規購入は不可能）。販売額は2,500ウォン。
ソウル地下鉄開通35周年記念　扇子
非売品（上の記念交通カード購入時に偶然入手できた）。
ソウルメトロ足跡写真展　パンフレット
会場にて配布。
[おまけ]ソウル地下鉄開通34周年記念 交通カード（Tマネー）
2008年8月14日〜18日にソウルメトロ各駅（116駅）で10,000枚限定販売された。簡易台紙付き。

韓国の鉄道トピックスへ戻る