ボゴール・スカブミ線「Bumi Geulis」号

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2006年3月10日より運行が休止されていたBogor(ボゴール)〜Sukabumi(スカブミ)間(57.2km)だが、2008年12月13日より営業を再開した。列車は1日1往復運行され、上りがSukabumi5:00発・Bogor7:10着、下りがBogor17:00発・Sukabumi19:10着となる。なお、月曜日・土曜日に限りBogor〜Tanah Abang(タナアバン)間で延長運転される。列車名は「Bumi Geulis」号(Bumi Geulis=美しいスカブミの意)で、優等列車扱いとなる。Bogor〜Sukabumi間の運賃は8,000ルピア。
列車は日本車両製の気動車(KD2-82型・KD2-87型)で4〜6両編成で運行され、運行開始に合わせて外観や内装が大幅にリニューアルされた。

Bogor電車区にて、都営6000形6161Fと並んで留置されている「Bumi Geulis」号の車両(KD2-82型・KD2-87型)。スカブミ行きの列車は月・土を除いてBogor始発で、発車時刻直前までBogor電車区に留置されているが、実際はBogor電車区留置中から既に乗車可能で、多くの乗客が電車区内まで歩いて乗車する。
「Bumi Geulis」号の車両(KD2-82型・KD2-87型)の外観。ボゴール・スカブミ線の営業再開にあわせて塗装の一新、前照灯の増設(自動車用のものを使用)、中間扉の閉塞(3扉→2扉化)等が行われた。
列車は2両編成を2本繋げた4両編成であるが、中間に挟まれた運転台は通常使用しないためか、下部の標識灯は撤去された。
車内の様子。オールクロスシートで、1両あたり64席。
Bogor電車区に停車中でもあるにもかかわらず、既に車内は満席であった。
ドア上に掲げられている、ボゴール・スカブミ線の路線図。
Bogor駅発車時刻の15分ほど前にBogor電車区から入線してくる、Sukabumi行きの列車。
Bogor駅1番線に停車中のSukabumi行きの列車。車内は始発駅に到着した時点で既に満席。
月曜日・土曜日に限り南線(ボゴール線)・環状線を経由してTanah Abangまで延長運転される「Bumi Geulis」号。Manggarai(マンガライ)にて環状線のエコノミーAC「CILIWUNG」号(KRL-I形)と並ぶ。
朝日を浴びて都心を行く、4両の気動車。

Manggaraiにて

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