KRL Commuter Line 中央線
Jalur Tengah / Central Line

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KRL Commuter Line 中央線はJakarta Kota(ジャカルタ コタ)〜Manggarai(マンガライ)間9駅9.9kmを結ぶ路線である。全区間が地上で、かつ路線の大半はKRL Commuter Lineで唯一の高架区間である(円借款により1993年に高架化)。全区間複線(右側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,067mm(狭軌)。

中央線内で完結する列車運用はほとんどなく、大半がBogor線もしくはBekasi線に直通する。

Jayakarta(ジャヤカルタ)〜Cikini(チキニ)間の各駅(高架駅)のホームは12両編成分の有効長がある。

(路線図:管理人制作)

Jakarta Kota(ジャカルタ コタ)駅に発着する、中央線の列車。同駅は7面11線の構造で、頭端式ホームを備えるインドネシア最大のターミナル駅であるが、中央線の列車は南側の4線(9〜12番線)に発着する(列車種別ごとの発着番線区分はない)。
車両は左から、元 東急8500系(8611F)、元 東葉高速鉄道1000形(1080F)、元 東急8500系(8604F)。
Jakarta Kota駅に停車中の中央線の列車。
中央線の高架を駆け下りて、Jakarta Kota駅に入線する元 東京メトロ5000系(59F)。

Jakarta Kotaにて
Jakarta Kota駅を発車する、Depok行きエクスプレス運用に就く元 東急8000系(8007F)。左奥には信号開通待ちのJakarta Kota行きエコノミー(KL3-86・87型)。

Jakarta Kotaにて
中央線の高架を行く、元 東急8500系(8610F)。当高架は円借款によって建設され、1993年に完成した。

Juanda〜Gambirにて(モナスの展望台より)
Juanda駅に到着する、Jakarta Kota行きエコノミー(KL3-76〜84型・KL3-86・87型の併結編成)。

Gambir〜Juandaにて(モナスの展望台より)
高架を走行する、Jakarta Kota行きエコノミー(HOLEC)。

Gondangdiaにて
上から眺めたGambir(ガンビル)駅。同駅はジャワ島の主要都市を結ぶ長距離優等列車の大半の始発・終点駅である。2面4線の高架駅で、構内では頻繁に長距離列車の機関車の入れ替えを行っている。
Gambir駅を通過するエコノミー。エコノミーとエコノミーACは全列車が同駅を通過し、逆にエクスプレスは原則停車という珍しい形態を採っていた(現在は全列車通過)。
構内で入れ替えを行う機関車。頻繁に運行される電車の合間を縫って、本線上で慌しく入れ替えが行われている(この影響でKRL JABODETABEKの電車は同駅手前で信号待ちをすることがままある)。
Gambir駅始発の長距離優等列車。

Gondangdiaにて
中央線の高架駅は7駅あるが、Gambir駅を除いてメンテナンスもままならず、経年劣化が進行している。エスカレーターもGambir駅以外は作動していない。

Gondangdiaにて
朝の通勤時間帯のJakarta Kota行きエコノミー列車。エコノミーはどの列車も車内は満員で、屋根の上や乗務員室にまで乗客が溢れている(屋根上乗車は違反であるが、十分な対策は施されていない現状である。なお、エクスプレス・エコノミーACではそのようなことは起こらない)。

Manggaraiにて
Manggaraiから環状線・ブカシ線に直通する列車(左:エコノミー、右:エクスプレス)。

Manggaraiにて
Manggaraiからボゴール線(南線)に直通する列車(元 都営6000形6121F)。ボゴール方面行きの列車は、Manggarai駅構内で環状線の内回り線(右回り線)と平面交差する。同駅構内は中央線・南線・環状線が交じり合い、複雑な配線となっているため、将来的に円借款によって立体交差化が予定されている。

Manggaraiにて
スコールのManggarai駅に停車中の、元 東葉高速鉄道1000形(1060F)。
対向列車に日本からの譲渡車両(東葉1000形・東京メトロ05系・東京メトロ7000系・JR東日本203系・東急8500系・東急8000系)や今はなきEkonomiの車両(Rheostatic)を望みながら、中央線を走行する。加速時には日立製作所製GTO-VVVFの磁励音が聞こえる。
Jakarta Kota発車直後より車両故障が発覚し、低速で走行している。当初はBekasi行きであったが、Manggaraiで車両交換を行うためManggarai止めとなった。

※許可を得て乗務員室から撮影


※一部、音声が欠落しています(Juanda駅発車直後約20秒間)。ご了承ください。

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Rheostatikによる、中央線のエコノミー運用。Jakata Kotaを発車するとすぐに高架に駆け上がる。

※許可を得て乗務員室から撮影
Rheostatikによる、中央線のエコノミー運用。高架区間は軌道状態も比較的よい。

※許可を得て乗務員室から撮影
Rheostatikによる、中央線のエコノミー運用。Gambir駅はエコノミーは全列車通過していた。

※許可を得て乗務員室から撮影
屋根上や連結面、連結器の上にまで客が乗っている、夕方ラッシュ時のエコノミー列車。反対側の線路を行くのは東急8500系。

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Gongdandia駅で離合する、元 東京メトロ7000系7121Fと、元 東急8500系8604F。

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Manggarai駅で離合する、元 東京メトロ7000系7121Fと同7122F。7121FはBekasi行きEkspres、7122FはJakarta Kota行きのEkonomi ACである。

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Gongdandia駅で離合する、元 東京メトロ7000系7122Fと、元 東急8500系8611F。

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豪雨のGondangdiaに発着する5000系59F・67F。Cikini寄りで両者が並んだ。67Fの方向幕は「快速 高田馬場」。

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東急電鉄8500系・8000系に囲まれてJakarta Kota駅を発車する5000系59F。

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Gondangdia駅を発車する、Jakarta Kota行きの5000系67F。

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前面の額縁が黒塗装の1090F。「ウェストミンスターの鐘」の発車チャイムでJakarta Kota駅を発車する。
夕ラッシュ時のJakarta Kotaに到着する1080F。
Jakarta Kota駅に入線する6161F(旧塗装)。
Jakarta Kota駅を発車する、Bogor行きエクスプレスの6161F(旧塗装)。
Jakarta Kota駅に入線する8610F。
電笛を鳴らしてJakarta Kota駅を発車する8610F。
Jakarta Kota駅を発車する8611F。
2015年11月頃から各駅で順次設置が進められている、LED式の次列車案内装置。上段で次列車の行先、下段で次列車の現在走行地点(到着時は番線表示)等を表示する。中国製。 入線してくる列車は、元横浜線205系H23編成。Jayakartaにて

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元 東京メトロ5000系走行音(Cikini→Gondangdia) エコノミーAC運用に就く5000系59Fで収録。
界磁添加励磁制御(譲渡前と変化なし)。
CT-M1-M2-M1-MC2-TC-M1-CM2(6M2T)の8両編成(10両→8両化時に発生した余剰の2両は休車扱い)。
当録音時には珍しく車掌が次駅案内放送を行っている(大半は放送なし)。
元 東京メトロ5000系走行音(Juanda→Sawah Besar)
元 東京メトロ5000系走行音(Sawah Besar→Mangga Besar)
元 東京メトロ5000系走行音(Mangga Besar→Jayakarta)
元 東京メトロ5000系走行音(Juanda→Jakarta Kota) エクスプレス運用に就く5000系59Fで収録。
東西線時代の快速運用時とそん色ない高速運用を行っている。Jakarta Kota駅手前では信号開通待ちをする。
元 東葉1000形走行音(Cikini→Gondangdia) エコノミーAC運用に就く1000形1060Fで収録。
界磁添加励磁制御(譲渡前と変更なし)。
CT-M1-M2-M1-MC2-TC-M1-CM2(6M2T)の8両編成(10両→8両化時に発生した余剰の2両は休車扱い)。
当録音時には珍しく車掌が次駅案内放送を行っている(大半は放送なし)。
元 東葉1000形走行音(Juanda→Sawah Besar)
元 東葉1000形走行音(Sawah Besar→Mangga Besar)
元 東葉1000形走行音(Mangga Besar→Jayakarta)
元 東葉1000形走行音(Mangga Besar→Sawah Besar) エコノミーAC運用に就く1000形1090Fで収録。
元 都営6000形走行音(Gondangdia→Gambir) エクスプレス運用に就く6000形6121Fで収録。
抵抗制御(超多段制御)(譲渡前と変化なし)。
MC1-M2-M1-M2-M1-M2-M1-MC2(8M0T)の8両編成(その他、6両編成も存在する)。
オリジナルの甲高い警笛もそのまま装備している。
元 都営6000形走行音(Gambir→Juanda)
元 東急8000系走行音(Juanda→Sawah Besar) エコノミーAC運用に就く8000系8003Fで収録。
界磁チョッパ制御(譲渡前と変化なし)。
Tc2-M2-M1-M2-M1-M2-M1-Tc1(6M2T)の8両編成。
電笛もオリジナルのままである。
元 東急8000系走行音(Sawah Besar→Mangga Besar)

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